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2003年09月26日

【物流】コカ・コーラグループ 生産管理から物流までを一括管理へ

今月18日、コカ・コーラグループは、新会社「コカ・コーラナショナルビバレッジ(CCNBC)」を設立し、2007年までにボトリング(瓶詰製造)会社15社の調達・生産・物流を一元化すると発表した。

新「コカ・コーラナショナルビバレッジ(CCNBC)」は、各社共同出資で運用され、今年4月に
日本コカ・コーラと全国6社(コカ・コーラセントラルジャパン・コカ・コーラウエストジャパン・三國・利根・東京・近畿)のボトリング会社が共同して設立した「コカ・コーラナショナルビバレッジ」に新たに北海道・みちのく・仙台・北陸・四国・南九州・沖縄の7社が加わった。

新会社が地域ごとに分散していた原料調達や在庫管理などの業務を一元管理で行ない、
全国規模のサプライチェーン・マネジメント体制を構築する。
効果として、生産効率の向上や在庫の適正化を図り、2007年まで調達・生産・物流に関するコストを毎年年間250億以上削減していくとしている。

また、同社では、生産・物流機能の効率化だけでなく、製造・物流拠点の統廃合を含めての見直しや、情報システムの整備を進めて、各社が保有しているデータを即時に把握できるネットワークの構築を目指すとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:01| 荷主企業