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2003年09月25日

【流通】電子化メディアのリアル流通

――日本テクノセンター、
    世界初USBメモリディスクを使った電子出版開始――

 

 
あ: うわぁ〜
   この電車も満員だな
   これは次の電車まで待たないと乗れないな

ま: いつもの事ながら
   通勤ラッシュはイヤになりますね
   「あ:」さんのように
   大きなカバンを持っている人って
   結構迷惑なんですよね・・・
   ところで何が入ってるんですか?そのカバン。。。
   会社の往復だけなのに・・・

あ: 雑誌がたくさん入ってるんだよ

ま: たくさん雑誌が入っていても   
   同時に何冊も読めるわけでもないのに・・・
   結局全部が中途半端に読んでしまう事になりませんか?

あ: そうならないよう、ちゃんと順番を決めて読んでるから大丈夫!
   気になる記事を順番に読んでいきながらも
   新しい雑誌を買ってしまうから増えていくんだよ・・・
   紙である以上、重みは感じざるをえないね

ま: それもデータ化されて
   携帯端末で読めるようになれば
   「あ:」さんの苦労も少しは軽減できるかもしれませんよ

『日本テクノセンター、世界初USBメモリディスクを使った電子出版開始』

日本テクノセンターは、世界初USBメモリディスクを使った電子出版を開始する。
資本提携関係であるデジパブ・ジャパンが開発したソフトウェア・プロテクト手法により、
コピー問題を解決。企画第1弾として、
研究者のための専用ブラウザ「ユビキタスブラウザ」の販売を開始する。


あ: USBメモリディスクねぇ・・・
   そりゃぁ随分とコンパクトになっちゃうから
   カバンの重みも関係なしだね

ま: 逆に小さすぎて
   「あ:」さんのような「おっちょこちょい」は
   すぐに紛失してしまうかもしれませんね

あ: それは。。。あるかもしれない・・・

ま: でも、、、
   ネット接続のスピードも速くなってますし
   同時にモバイル環境も整いつつありますから
   どちらかというとダウンロードによる
   コンテンツ配信の方が便利かと思いますが・・・・

   今回紹介する様な、いわばリンク集って・・・
   商売になるんでしょうか?

あ: 携帯電話でネットにアクセス・・・
   メールもさることながら、
   
ネット接続も今や通話料を凌ぐ勢いで利用されている
   お気に入りの登録もいっぱいになってくるだろうし
   そこでモバイルの利点として、
   
どこでも、そして素早く
   情報収集できる点を最大限に活かすためにも
   自分が必要とする情報源へのアクセススピードって
   とても大事な要素となってくる

   特に携帯電話によるネット通信は
   従量制である今、
   無駄な検索や閲覧ページをなるべく避けたいところ!

ま: それに通信の速度も
   パソコンによるインターネットと比べると・・・
   まだまだってところです

あ: 今回紹介した商品は。。。
   ネット接続の入り口としてリンク集を販売するけど
   目的、そして手に入れることが出来るシチュエーションによっては
   利用者にとって とっても便利なツールになる可能性があると思う

ま: でもそれは・・・
   通信料が従量制ということで成り立つ商品かもしれません。。。

あ: いやいや・・・
   今後、携帯で見る専用サイト数も 増加し続ける可能性がある・・・
   通信料が、パソコンを使用したネット利用同様に
   つなぎ放題の高速化したとしても
   
リンク集というパッケージメディアとして
   店頭に並ぶ商品となるかもしれない
   
   例えばご当地のおいしいラーメン屋特集とか・・・ 
   店名とナビゲーション機能、そしてクーポン付きで!
   現在普及しはじめているフリーペーパーを電子化したイメージかな?
   
ま: 携帯端末に 一度チェックした店の情報が
   蓄積されるメリットは大きいと思います!
   気になっていた店などをチェックしておけば
   いざ!っていう時にも便利!!!

あ: 街角でUSB対応のハードディスクが配られたり?
   携帯の充電口に差し込めば。。。 
   データがインストールされる機器としてね!
   他にも着メロは今ダウンロードが主流なのが
   あえてこうしたパッケージメディアとして販売する・・・
   毎回、アクセスする事もなくなり
   一気に着メロが手に入る利点もある!

   ネット上でリンク集を公開するのではなく
   パッケージメディアとして販売することにより
   制作者の収益モデルが確立しやすくなるわけで・・・
   
インターネットを利用したコンテンツ配信ビジネスは
   既存のリアル流通の構造への転換によって
   新たな収益モデルの確立へと動いていく可能性もある!

   ユーザーインターフェースとして
   ネットビジネスのリアル流通への転換により
   大きな市場へと成長していく可能性もある

ま: 通信の環境とコンテンツの配信・・・
   ダウンロードが可能だとしても
   ユーザーインターフェースを第一に考えた
   既存のリアル流通への転換って必要なんですね!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:58| 流通