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2003年10月14日

【物流】無線ICタグUHF帯で実証実験開始

無線ICタグの利活用実証実験専門委員会が8日に開かれた。委員会の会合内容は無線ICタグの利活用実証実験の開始品目についてであり、食品・書籍・医療品など約30種類を決定した。950MHzという無線タグの新たな周波数で対応の可能性を探るためで、今後は衣料品の商品管理や書籍や農作物の管理などの実験を予定。

950MHzはUHF帯と呼ばれており欧米企業が中心となっているオートIDセンター等で実証実験されており、現在国内で利用許可されている135kHzや13.56MHzに比べ通信距離が最大7m前後と長い。これは第2世代携帯電話のサービス用として利用されていたもので、政府に対して開放を求め続けた周波数だった。

利活用実証実験専門委員会は定期的に会合を行う予定で、今後の実証実験の進捗状況や成果などはweb上で公開することも検討している。

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投稿者:gotsuat 14:50| IT関連