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2003年10月14日

【流通】シームレスな広告〜消費活動

『ビジョナリー、インプレスグループ出版物と連動したモバイルビジネス開始 』

ビジョナリーはインプレスコミュニケーションズと協力し、インプレスグループの出版物と連動したモバイルビジネスを行う。
まず、インプレスグループの音楽関連出版会社であるリットーミュージックが発売する雑誌「ダンス・スタイルVOL.6」と連動したモバイルコマースサイトを開設。システムは、ビジョナリーのモバイルコマースASPサービス「Mobile Order」が採用されている。


  夕刻。。。 雑誌で腕時計を見る「あ:」さん


あ: おっ! なんだこれは!!
   「ま:」さん!「ま:」さん!
   ちょっと見てよ、これ 
   限定モデルがいよいよ登場したよ

ま: 何ですか?それは

あ: 何ですかって
   それじゃぁ 話にならないなぁ。。。

ま: スミマセン。。。
   あまり腕時計には関心がなくて・・・
   時間が分かればいい!  
   僕にはその程度のシロモノですから

あ: うーん。。。
   そう言われれば、身も蓋もない
   確かに世の中、時を知らせてくれるモノって
   たくさんあるのに
   腕時計だけは男女関係なく持つモノになってるんだよね
   しかもなぜか?高級なモノをねぇ。。。

ま: 靴と同じく腕時計で
   その人のファッションに対する考え方なんか
   見てしまいがちです
   そんな事よりその限定品って・・・
   買うつもりなんですか? 

あ: とてもじゃないけど買えないよ〜
   小さなクルマが十分買えるほどなんだから!

ま: クルマほどの値段もするんですか
   クルマにも時計がついてるっていうのに!!
   腕時計だけでクルマと同じ価格って・・・
   一度見て見たいですねぇ その時計!! 
   どこで見れるんですか?

あ: えぇっと・・・・
   あれ? どこに書いてあるんだろ
   住所は書いてあるけど一体どうやって行けばいいのやら・・・

ま: 限定品なんでしょ? 早く行かないと・・・
   いっそのこと、
広告見たところから
   すぐに購入できたら便利
なのに。。。

あ: そうなんだよねぇ
   広告、そのままショッピング!って感じで
   直行できれば便利に感じる時もあるのにね

ま: そうそう 食べ物の広告なんか
   お腹がすいてるときに見てしまうと
   すぐ食べたい!って思う時ありますよね
   ぼくなんか、テレビ番組ガイドの雑誌表紙をみて
   ほっぺたの横のところがキューってなるときあります

あ: レモンね。。。。
   最近、メディアと販売機能が
   消費者にとって便利な関係になりつつある
   今日紹介したサービスも
   出版物とモバイルサイトコマースが連動して
   コンテンツ・広告メディアから
   ショッピングへの誘導が可能になってくる

ま: レモンが欲しくなったら
   レモンを買うことが出来るんですね

あ: モノだとその場で手に入れることはできないかもしれないけど。。。
   
ま: すぐ手に入れる事が出来なくても
   近い将来、手に入れるためにも
   その場で「購入」できれば
   買い逃しも防げそうですね

あ: 欲しい、とか興味を持った瞬間から
   
実際に購買に移るまでのタームを
   極力短くすることが可能
になってくる

ま: でもそうなると・・・
   出版物って通販カタログみたいになっちゃいそうですね
   
あ: そうかなぁ。。。
   出版物によって読者の目的だとか
   見方によって変わってくるんじゃないかな
   そして出版物などのメディア
   例えば雑誌やその中の広告においても
   コマースとの連動によって
   興味を持った瞬間から実際の価値交換に至るまでの
   タームが短くなることもありそうだ
   商品供給におけるSCM同様に
   興味を持った瞬間から実際に購買に至るまでの
   効率化を考えたデマンドチェーンも考えないとね

ま: 広告見たらすぐ買い物!
   ブランディングなどの広告
   あるいは雑誌記事など
   
紙媒体とネットの関係が
   ますます密接になってきそう
ですね

あ: 紙媒体での広告にも
   アフェリエイトプログラムが導入されたり・・・・
   出稿料も発行部数から
   実際のサイト接続実績に応じるモノになったり。。。

ま: 読む側にとっても
   今まで注意していなかった広告ページにも
   目がいくようになるかもしれませんよね

あ: モバイルサイトも
   広告内容や雑誌によって
   それぞれ内容を変えたサイトづくりが必要になってきたり・・・
   キャンペーンなどの連動など
   サイトに入ってきたきっかけメディアの内容にリンケージさせてね!

ま: 出版物、広告とモバイルサイトづくり・・・
   企業にとっては同じ組織内で管理する必要がありますね

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:35| 流通