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2003年11月04日

【物流】2003年度日本経団連規制改革要望

日本経団連は21日、今年度の規制改革要望をまとめた。
産業の国際競争力を強化するには、高コスト構造を是正し、国際的にそん色のない物流サービスの実現が課題とした上で、インフラ整備の重点効率化や公租公課の軽減に加え、交通・物流にかかる規制の緩和・撤廃を推進する必要性を指摘した。

2003年度の規制改革要望は下記の23項目である。

1. 特殊車両の通告許可申請手続きの事務の簡素化および許可有効期限の延長
2. ISO規格国際海上コンテナ積載車両の「高さ」制限の規制
3. フェリー・RORO船利用に供するトレーラーシャーシに関する規制の緩和
4. 貨物自動車の「大型」と「普通」の区分の見直し
5. 営業用車両(トラック・トレーラー)の車検期間等の見直し
6. 市街化調整区域における物流施設開発許可の緩和
7. 自動車の生産・販売・流通に伴って必要となる諸行政手続の電子化の早期実現等
8. 二輪車のオートマチック車限定免許の導入
9. 輸出入・港湾所手続の簡素化推進
10. 税関の執務時間および臨時開庁手数料の見直し
11. 航海実歴認定を受けた船長が操縦する船舶に対する強制水先の免除
12. 内航タンカーに係る20海里航行規制の緩和
13. 引火性危険物積載船に関わる規制の緩和
14. 内航海運暫定措置事業の適用期間の明示と早期終了
15. 船員保険の被保険者資格の見直し
16. 船員職業紹介事業等の自由化
17. 盗難自動車の海外不正流出に対する水際阻止対策の推進
18. 保税船用重油の積込承認申請に関する運用の緩和
19. 危険物積載船舶(外航タンカー)の特定港入港におけるGRT(総トン数)制限の撤廃
20. 危険物荷役許可申請の許可制から届出制(もしくは包括許可)への移行
21. 通関手続きの見直し
22. 中型航空機の事業運行基準の見直し
23. ローカル飛行における、フライトプランの提出義務の緩和

  

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投稿者:gotsuat 13:53| その他