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2003年11月05日

【物流】日立、DHLと提携し「Lプロジェクト」推進

日立製作所はDHLと提携して、世界規模のロジスティクス改革「Lプロジェクト」に取り組む。

[Lプロジェクトの概要]

海外の現地法人毎に在庫を抱えていた従来の方式を改め、DHLのネットワークを利用して生産拠点から顧客までの直送体制を確立、サービス面の向上と業務効率化を図る。

これにより、海外の生産工場から顧客までの納品のリードタイム(現行、約2ヶ月)が、3−4日と大幅に短縮となる。又、流通ルートの簡素化で在庫を7割に圧縮、これにより、キャッシュフロー面においても改善を目指す。

将来的には、受注生産方式を導入、在庫が分散している現状を、生産拠点で一括管理し、連結ベースでのコストダウンも視野に入れている。

2004年4月から欧州で本格稼動させ、年間1億8千万の物流コスト削減を目指す。

今後の動き・・・日立製作所のユビキタスプラットフォームグループが取扱う商品で実施。欧州を皮切りにアジア、米国へ展開、2005年度中には、全世界への展開を視野に入れている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:52| 荷主企業