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2003年11月07日

【物流】T11型パレットが国際規格へ

経済産業省により制定された、日本の標準パレットであるT11型パレットが、今年中にも国際規格として認められる見通しとなった。

これまで、ISO6780(パレット規格寸法と許容差)における規格寸法では、T11型は認められておらず、欧米で主流の4種類に限定されていた。 

今回、国際規格として決まったT11型のパレットを利用することにより、アジア圏における、物流コストの低減・リードタイムの短縮などにつながると期待される。 

【経緯】
2001年7月:マドリード会議にて、日本が規格改正を主張。改正が進められる。
2001年7月:新総合物流施策大網において、T11型パレットの国際標準化、それを基本としたJIS規格パレットのアジアでの普及に取り組むことを決定。
2003年6月〜8月:投票が行われた結果、T11型パレットが国際規格として追加されることが決定。

【これまでのISO規格寸法(単位:mm)】
・1200×1000 
・1200×800
・1140×1140 
・1016×1219

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:19| 行政関連