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2009年01月08日

【物流】日通総研 今年度国内貨物輸送見通し

日通総合研究所による09年度の貨物輸送見通しによると、今年は景気が一層低迷する為に国内総輸送量が49億4千万トンと、10年連続の前年割れになると同時に、1969年度以来40年ぶりに50億トン割れの水準まで落ち込むことが分かった。詳細を見ると、消費関連では食料工業品、日用品などを中心に3%台半ば、生産関連では鉄鋼、化学製品、一般機械などが6%ほど落ち込むと予想されている。更に、建設関連では公共投資の小幅な減少にとどまる為、2%台半ばのマイナスとなっている。
輸送機関別に見ると、主力の営業用トラック輸送は三品類すべてがマイナスとなり、27億3千万トン(3.3%減)、自家用トラックは17億8千万トン(4.9%減)、国内航空は93万トン(6.8%減)に減少した。
国際貨物輸送も厳しい状況で、外貿コンテナ貨物の輸出入合計は20フィートコンテナ換算で1,199万TEU(2.7%減)と2年連続のマイナスとなった。国際航空貨物でも219万(6.1%減)と5年連続の落ち込みとなる。

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投稿者:gotsuat 10:49| その他