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2003年12月15日

【物流】フォワーダーチャーター全面認可を要請

航空貨物協会は、航空貨物のフォワーダーチャーター自由化の必要性について、規制改革要望を政府の構造改革特区推進室と総合規制改革会議に提出した。

現在、日本では貨物専用機(フレーター)のチャーターが一部しか認められておらず、そのため、現行のチャーター輸送では輸送効率が悪く、産業競争力で不利な状況となっている。また、個別荷主の緊急輸送要請や大規模な緊急事態に対応できないなどの問題がある。

一方、欧米先進国やアジアではフォワーダーチャーターが認められており、顧客ニーズに対応できる体制が整っている。

これらの背景を受けて、今回航空貨物協会では、早急な規制緩和を求めている。

【現状の主な問題点】
@海上貨物輸送が何らかの事由により困難になると、貨物需要が航空輸送に殺到する
  が、これが米国以外で発生した場合、現時点では対応できない

A様々な荷主企業が海外拠点構築を推進している中で、このような荷主の突発的な緊
  急輸送ニーズに対応できない

B日米間を除き、オウンユースチャーターしか認められていない現状では、1荷主だけで
  積載スペースを全て埋めるケースは少なく、必要以上に物流コストがかかっている 等

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:36| その他