<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2003年12月19日

【物流】JR貨物、ダイヤ改正の概要を発表

JR貨物は2004年3月13日に行われるダイヤ改正を発表した。
ダイヤ改正の概要は次の通り。

○需要が高まっているISO規格のタンクコンテナや30フィート級等の取扱体制を整備する。今年10月のダイヤ改正で、大型コンテナを扱える駅を39駅から46駅へと増やしたばかりだが、新ダイヤではさらに3ヶ所(五稜郭、新居浜、鹿児島貨物ターミナル駅)増の49駅とし、それぞれトップリフタ−を投入する。

また、コンテナ貨車を新たに投入することによって、1日あたり480個の輸送力を増強し、2004年5月には貨車の再投入により、さらに1日あたり260個の増送を可能にする。

○コンテナ列車は現在のダイヤと比べて8本減の683本となる(コンテナが4本増の430本、車扱が12本減の253本)。車扱列車は減るものの、コンテナ列車において、実際の「生産力」を示す列車キロは、100キロメートル増加の、1日19万2300キロメートルから19万3300キロメートルとなる。

○鹿児島〜東京間においては、直通の高速コンテナ列車を投入し、輸送時間を初めて25時間台まで短縮させる。スピードリミッターの装着義務付け化で、トラック輸送のリードタイムが伸びたという背景があり、この機会に、鮮魚、生鮮食品輸送を取り込む計画。

その他、主要都市間のコンテナ列車についても、旅客列車とのダイヤ調整や停車時間の短縮により、スピードアップが図られると共に、大型コンテナの輸送ネットワークもさらに充実する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:33| 物流事業者