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2003年12月26日

【物流】国土交通省道路局、物流運行管理にDSRCシステム活用へ

国土交通省道路局では、狭域通信(DSRC)システムの、自動料金収受システム(ETC)以外に活用する提案を行う研究会を設置することとなった。

数メートルの範囲で、大量の情報を、無線信号により、瞬時にやり取りできるDSRCシステムを活用することにより、物流運行管理においては、物流拠点に設置した路側機を利用し、

@積荷情報
A道路交通情報
B出荷バース情報
C乗船案内情報
D待機時間情報

等の情報を、車載器に提供する事が可能となる。

それに加え、高速道路を利用する際、ETCレーンを通過した車輌情報を、運行管理者等に
提供し、貨物追跡などの物流業務に活用することも可能となる。

ただ、個人情報にあたる情報が含まれているかどうかを確認した上で、法的に問題がない
範囲での活用について検討しなければならない。

今後、同研究会では、こうしたセキュリティの検討を中心に、各種サービスにおけるDSRC
システム応用の可能性に関する提案を行い、報告書を作成する予定である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:28| 行政関連