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2004年01月14日

【物流】2004年度にNIROがCSI研究所を設立

NIRO(財団法人新産業創造研究機構、兵庫県神戸市)は、「CSI研究会(コンテナ・セキュリティにおけるICタグ・電子シール利用研究会」の概要を決定した。

2004年度には神戸港に出入りするコンテナに荷物の内容などを記録するICタグと安全対策用の電子シールを付け、テロ対策や業務の効率化などへの効果を調べる実証実験を行うと発表した。

米国総領事館や米国におけるコンテナ受け入れ側と綿密な連携を取り、全国に先駆けてICタグなどを導入する事で、国際物流の拠点として港湾の活性化と新たな産業基盤の構築を目指す。

ICタグは超小型のIC(高集積回路)チップを利用した荷札で、コンテナ内の製品情報などを記録する。コンテナの封印部に電子シールとしてICが内蔵されるため、はがしたり、衝撃を受けたりすると記録が残る仕組みでテロや盗難などの不正防止に役立つ。

また輸出入港の専用ゲートをくぐると、自動的にチップ内の情報が読み取られるため荷物の管理を効率化できる。

実証実験の期間は8月から数ヶ月間の予定で年度末には結果をまとめ中央省庁に報告・提出する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:22| その他