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2004年01月14日

【知識】松下 燃料を共同調達

松下電器産業は省エネ支援サービス大手のファーストエスコと工場で使用する燃料の共同調達で提携した。松下が両社の使用分をまとめて調達することで、規模は現在の2.5倍となり、燃料販売会社に対し価格交渉力を高める。
共同調達はA重油、低硫黄A重油、液化石油ガス(LPG)の3種で開始。松下と取引のある60社以上の石油小売会社が参加、インターネットを利用した競争入札も実施するという。
現在松下は、協力工場を含めた14社と協同で燃料を調達しており、02年度の購入金額は30億円。今後、ファーストエスコ以外との共同調達も検討しており、複数企業間における最適調達手段選定を可能とするロジスティクス的な取り組みが注目される。
部品、原材料の共同調達によるコスト削減事例が増える中、今後、エネルギー分野においても共同調達によるコスト削減事例が増えてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:01| 知識