<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2004年04月28日

【物流】国土交通省、歩行者頭部保護基準を制定

国土交通省は4月20日、「道路運送車両の保安基準」を改正し、自動車と歩行者が接触した場合に歩行者の頭部への衝撃を少なくし、乗用車と一部の貨物車(総重量2.5トン以下)のボンネットを対象に、歩行者頭部保護基準を設けたと発表した。 

2003年中の交通事故者数の3割が歩行者における交通事故で、そのうち過半数が頭部を損傷して死亡しており、国土交通省では、歩行者の頭部が受ける衝撃を低減することで交通事故死亡者数を減らす事を目的としている。

今回制定した基準では、頭部をかたどった測定機器「頭部インパクタ」を自動車のボンネットに向けて試験機から発射、頭部インパクタが受ける衝撃を測定し、基準をクリアしているか判定する。これにより、基準を満たした物のみ販売を許可する。新基準は2005年9月から順次適用

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:11| 行政関連