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2004年05月27日

【物流】味の素株式会社、新物流センターが本格稼動

味の素株式会社は、これまで札幌市白石区にあった札幌配送センターを、老朽化と、手狭になった事と併せて、センター周囲を住宅が取り囲むようになり、環境面から移転の必要性が出て来た事を理由に、北海道北広島市に新物流センター(千道央自動車道・北広島インターチェンジまで約1km)を総工費15億円をかけ建設し、本格稼動をさせている。

新物流センターは収容能力を従来の1.5倍(想定24万ケース)に拡大し、味の素グループ以外へのサービス拡充と北海道エリアの集約拠点としての機能を果たして行く。自動倉庫、自動搬送設備を導入し、在庫・入出庫管理をコンピューターで行うことから、作業者の負荷を軽減できるだけでなく、季節によって保管場所の割付を常温倉庫・定温倉庫と自動変更することが可能。また、計量検品システムの導入等で、誤ピッキング、誤出荷ゼロを目指している。

トラック着床バースについては、ドックシェルター付バースに加え、コンテナ、ウィング車専用のバースを設けることで、冬季の外気進入を防ぎ、天候に左右されない作業が出来る。また環境にも配慮し、トラックヤード排水に油水分離槽を設置、倉庫荷捌き室天井にトップライトを設置し、排煙窓との組み合わせにより自然光を取入れ、省エネルギー設計となっている。

  

【物流センター概要】
●所 在 地: 北海道北広島市大曲工業団地6丁目3−9(大曲第3工業団地内)
●敷地面積: 5,000坪
●延床面積: 約1,900坪
●保管能力: 6,000パレット
5,000パレット(常温自動倉庫)
675パレット(常温平置き倉庫)
425パレット(定温平置き倉庫)

  

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:01| 荷主企業