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2004年09月10日

【物流】「スーパー中枢港湾」の早期実現へ向け支援拡充

国土交通省は、この十数年、アジア主要港の飛躍で大きく地位を下げたわが国港湾の国際競争強化を狙いに、複合管理システムの構築や水深16メートル岸壁など次世代コンテナターミナルシステムの実現に向けた「スーパー中枢港湾プロジェクト」を推進する。この港湾“復権”を目指したプロジェクトの目標は、
1. リードタイムを3〜4日から1日程度まで短縮しシンガポール港と同レベルとする。
2. 釜山港、高雄港と同レベルとするため、港湾関連コストを現状より約30%低減することで、アジアの主要港を凌ぐサービス水準とコストの実現を図る。
このため、阪神港、伊勢湾、京浜港をスーパー中枢港湾として指定し、今年度中に行われるターミナルシステム統合などの実験を経て、平成17年度には高規格コンテナターミナル形成に必要な支援事業を行うと共に、内航コンテナの利用促進などについての実験も行う。
支援策には、コンテナ物流円滑化の為の補助制度や内航フィーダーコンテナ輸送の実証実験補助制度などを創設する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:25| 行政関連