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2004年09月27日

【物流】トラックメーカー4社、販売台数4か月連続実績割れ

国内トラックメーカー4社の販売台数が、5月以降4か月連続で前年割れとなっている。中でも、一連の不祥事が続いた三菱ふそうトラック・バスは、5月から8月まで連続で2桁台のマイナスとなり、環境問題を背景にした代替促進などの“特需”が一段落してきたようだ。
日本自動車販売協会連合会(自販連)が6日発表した8月の大・中型トラック(積載量3トン以上)の販売台数によると、日野自動車は前年同月比で11.0%増の2,791両となったが、いすゞ自動車など他の3社は実績割れ。この結果、4社合計の販売台数は2.2%減の8,831両となったが、1―8月の4社累計台数は、前年同期比で7.1%増の6万9,956両で、前年実績を上回っている。
10月からは兵庫県が条例改正により独自のディーゼル車通行規制をスタートさせることから、多少の需要も見込まれるという。

1―8月の4社累計台数
社名
前年同期比
台数(両)
三菱ふそう
1.7%減
1万8,233
日野自動車
13.1%増
2万1,232
いすゞ
9.4%増
1万7,820
日産ディーゼル工業
7.5%増
1万2,671
4社合計
7.1%増
6万9,956

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:32| 物流事業者