【流通】イー・クラシス、トレジャー・ファクトリーと提携で不用在庫品の一括買取りサービスを開始
――不要品と必要品の価値転換サービス――
事業者向けに情報提供サービスを展開しているイー・クラシスは、総合リサイクル事業を展開しているトレジャー・ファクトリーと提携し、事業者に対して不用大量在庫品を一元的に買取るサービス「フィデリ・在庫買取」を９月２２日より提供開始した。
「フィデリ・在庫買取」は、事業者向けに大量の不要在庫やオフィス移転の際に発生する不要品を一括で買取るサービス。更にフィデリ会員のみに特別査定買取金額として通常の５％アップにて買取を行う。買取り希望事業者は、先ずサイト上で「フィデリ」への会員登録を行い、そのオンライン見積もり依頼をする。その後の買取り方法は二通りあり、トレジャー・ファクトリー専任のバイヤーが出張見積もりする方法と、関東近県に１６店あるトレジャー・ファクトリーの運営する各販売店舗へ持込む方法により、即日買取即日支払いすることが可能。
イー・クラシスは、既に２００２年６月から事業者向けにビジネス情報を販売するサイト「フィデリ・ビジネスデータ」を始め事業者向けビジネスローン紹介サイト「フィデリ・ビジネスローンズ」や事業者向け総合保険サイト「フィデリ・ビジネス保険ナビ」などを展開しており、新たなサービスとして、トレジャー・ファクトリーと提携し、不用在庫品の一括買取サービス「フィデリ・在庫買取」をフィデリの姉妹サイトとして運営を開始する。
「フィデリ・在庫買取」は無料会員制を取っており、先ずは事業者が基本情報を登録する必要がある。事業者は一度会員登録を行なうと、実際に様々なサービス利用する際に、追加情報を入れるだけの簡単な作業で済み、横断的にサービスを利用出来る。
個人レベルでの不要品については、インターネットを利用したオークションなど、価値転換を可能とするサービスが普及する中、企業にとって不必要となった在庫の価値転換については、ＳＣＭによる在庫適性化が進んではいるものの、充分考慮されてくると考えられる。今後はそのブランド価値の維持、流通経路の確保等、不要品提供側のビジネスモデルに影響を及ぼさないよう、クローズなオークションシステム等、既存の流通システムとは異なるスキーム確立が必要となってきそうだ。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 14:31| 流通
