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2004年10月13日

【物流】スピードリミッターに関する調査結果-国土交通省-

車両総重量8t以上の大型車に2003年9月より装着が義務付けられた、時速90km以上出ない装置である、スピードリミッター(速度抑制装置)に関する調査を国土交通省がまとめた。詳細は以下のとおり。
■北海道、東北、山陰、九州の水産業者53社の回答

全量をトラック輸送
81.6%
(49社中40社)

    理由:輸送頻度が高く、合っている
発着時間が適切
輸送時間が短縮できる
ロットが適している
・ スピードリミッター装着義務付けで影響を受けると考えられるもの

九州 昼以降の水揚げ
北海道 鮮魚
東北 インターチェンジから遠い地域

対応策としては、航空便への切り替えがあるものの、輸送費の倍増で困難であったり、出荷時間の前倒しを検討しているところもある。
戸口から市場までの所要時間がトラックと同程度でなければ、鉄道への転換は不可能と考えている。
■ 東北、首都圏、九州のトラック事業者87社の回答
・ 高速道路の利用

ほとんどいつも利用
41.3%
時々利用
32.1%
たまに利用
22.0%
全く利用していない
3.7%

・ スピードリミッター装着と稼動時間との関連

変わらない
62.4%
増える見通し
32.1%

また、高速道路利用割合も2割強が増えると答えており、10%程度増やすという回答が多い。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:24| 行政関連