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2004年10月19日

【物流】JEITA、協業EDIでSCMを高度化

電子情報技術産業協会(JEITA)は日本物流団体連合会開催の物流情報化促進セミナーで倉庫業者預託プロセス(JEITA‐VMI)について、今月13日暫定版を公表した。
近年、電機・電子部品業界では

1. ジャストインタイム納品
2. 受注者の生産性確保
3. コスト低減

以上上記事項を、同時に実現するため自己判断で受注者が倉庫に送品し、倉庫業者が発注者委託業務を行い、ジャストインタイム・多頻度納品する方式が主流となっている。
そのため、同協会では、新EC標準「イカルガ」にVMIのビジネスプロセスを導入し、VMIの進展を背景に、倉庫運営し受発注者双方の業務標準化活動に着手してきた。
今回公開された「JEITA‐イカルガ定義書」は

「預託受発注」
「倉庫事業者在庫通知」
「倉庫事業者標準納品システム」

で構成されており、企業間取引標準に基づく協業電子データ交換で受発注者からVMI倉庫業者に実装対象を拡大し実用化の際には、企業間連携が強化されSCM高度化に期待ができる。

※ VMI(Vender Managed Investory)
部品、商品の供給側が仕入側に代わって在庫を管理し、仕入側の
在庫が安全在庫量を下回ったら、供給側が部品、商品を仕入側の
指定先に補充すること

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:48| その他