<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2004年12月14日

【物流】不正軽油撲滅を目指して

不正軽油撲滅と硫酸ピッチ不適正処理防止を目標に、今月3日全国で東京都は初めて、税や環境・毒劇物指導の所管部門が連携し東京都内の硫酸製造業者と、携わる運送業に対して協力・調査を要請する。硫酸は脱税目的の不正軽油製造の為に使用され、その際に生じる硫酸ピッチが不法投棄されており、以前までは個別の法律に基づいて対策を講じてきた。
今後はより一層効果的な取り組みにむけ、主税局、環境局、福祉保険局の3つが連携を取り、硫酸の製造段階から調査することで流通過程を明らかにし硫酸ピッチの不法投棄を防ぐ。
調査方法としては硫酸製造業者と硫酸運送業者の立ち入り検査を実施し、硫酸の譲渡手続きの確認、硫酸の販売先や運搬先など他の自治体とも連携して広域的な対応を図る予定。
<調査対象となる業者>
■硫酸製造業者
(国・都の登録業者36社)
■硫酸運送業者
(積載5トン以上のタンクローリーで運送する届出業者10社)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:01| 行政関連