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2005年01月19日

【物流】2006年1月より国内線にフレーターを投入ー全日空ー

全日本空輸は、国内線でB767ー300型貨物専用機(フレーター)の運行を来年1月から開始する方針を明らかにした。
この方針は、全日空が深夜貨物便を羽田〜札幌、羽田〜佐賀の2路線で国内線における貨物事業強化の一環として運行しているが、貨物スペースの8〜9割が埋まる状況が続いていることから輸送力の増強を図るもので、方針の内容は以下のとおり。

1.  現在、B767ー300型旅客機で羽田〜佐賀線を1日2往復している深夜貨物便を同フレーターによる1往復に切り替える。
羽田〜佐賀線の搭載能力は現在、1便当たり約10トンで片道2便合計では約20トンだが、フレーターに切り替えることにより搭載能力は45トンに拡大する。
また、現在の搭載貨物は宅配便が中心だが、今後は生鮮品や電子部品などの搭載も働きかけていく。
2.  名古屋(中部国際空港)〜佐賀線の新規開設を目指し、フレーターによる1往復運行をスタートさせる予定。同運行では、宅配貨物に加えて電子部品や自動車関連貨物などの搭載を見込むとともに、中部国際空港に就航する国際線貨物のトランジット需要も取り組んでいく方針。

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投稿者:gotsuat 11:39| 物流事業者