【流通】楽天トラベル、ローソンチケットと宿泊予約業務で提携
――ネットの特性を活かしたワンストップ流通連携――
楽天グループの楽天トラベルは、ローソンチケットと宿泊予約業務で提携した。
今回の提携にともない、ローソンチケットが運営する「ローソンチケット・ドットコム」のトップページに設置された宿泊予約コーナーから、「楽天トラベル」が提供する宿泊施設の予約が可能となる。
全国各地で行われるコンサート・スポーツ・演劇・映画・レジャー・イベント等のチケットを予約したユーザは、同時に宿泊予約ニーズを持っていることから、同一サイト内でチケット予約から宿泊予約までを行うことが可能となり、「ローソンチケット・ドットコム」ユーザーの利便性が向上を目指す。
楽天トラベルとしても「ローソンチケット・ドットコム」を利用するユーザの宿泊ニーズに応えることで、新たなユーザ層の獲得および予約の増大を目指す。
ローソンチケット・ドットコムとは、ローソンチケットがチケット情報・予約・ファンクラブ入会などのサービスを提供するインターネットチケット予約サイト。
楽天トラベルは、「旅の窓口」のシステム・サービス内容をを引き継ぎつつ、「楽天トラベル」の機能を加え、２００４年９月１４日よりスタートしたインターネット宿泊予約サイト。現在、登録宿泊施設数は国内 １４，９８０軒 海外 １１，４７３軒を超え、月間１１４万件（２００４年１２月実績）の宿泊予約実績を持つ。
コンサートやスポーツ、各種イベントのチケット予約と、日本最大級の予約サービスが連携することで、一つのインターフェース上で予約が完了する。既存のリアル店舗ではそれぞれ取り扱う店舗も異なり、ワンストップでの入手が困難であったことから、インターネットを利用することで利便性が高まったと考えられる。ネットの利点を活かし消費者のニーズ毎に連携を図る新たな流通サービスが今後も増えてくる可能性が考えられる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 11:16| 流通
