<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
1999年11月12日

【流通】Internet上に「物流取引110番」 イーコール

(株)イーコールは、荷主と中小運送事業者の情報交換の場として、internet上に「物流取引110番」を開設した。荷主と運送事業者のコミュニケーションの場を持つのが特徴。運送事業者には、求貨求車のほか、荷主の要望を聞いてメールで答えたり、業務改善の無料相談も受ける。運転者を兼ねる経営者の為に、荷主からのメールを携帯電話に転送し、要請にすぐさま対応できる体制を取っている。又、自車に適した荷物の検索も可能、実際に新規荷主の獲得に成功した例もあるという。荷主企業には、条件を指定すれば自社に適する物流業者が検索可能な機能がある。

あ: このサービスは前回紹介した
求貨求車情報サービスとは違いますよね
特に荷主と運送事業者の
コミュニケーションの場がありますから

や: このサービスはgoodですよ!
これからこういったエージェント(agent)的なサービスが
きっと登場してくるよ

あ: エージェントですか
あの、トム・クルーズ主演の

や: そう、「代理人」だよ
でも、定義が難しくなるよね

あ: 定義って何のですか?

や: 荷主と運送事業者ってあるじゃんか
荷主の定義って?
運送事業者の定義って?

あ: そりゃ、荷物を持っているのが荷主で
それを受託して運ぶのが運送事業者じゃないんですか

や: でも、運送事業者が荷主になる事もあるし
例えば最近登場している物流子会社だったら
親会社が荷主って訳だし
この定義の垣根については
今まで語られていないんだよね

あ: つまり荷物情報を持つのが荷主って訳ですよね

や: それとさぁ、このサービスの優位性は?

あ: 最初にも言いましたけど
やはり荷主と運送事業者が
コミュニケーションできる場ですかねぇ
荷主にとっては無料で情報が取れるし
受け身的なスタイルが多い運送事業者も
新しいビジネスチャンスが生まれるチャンスになりますし

や: そう、エージェントの存在が
大きなビジネスを生む業界もあるじゃんか
物流業界でもこうしたエージェントの登場によって
荷主、運送事業者の定義づけができてくるはずだよ
その過程にいるんじゃないかな

あ: 過程といいますと?

や: 物流業界のセグメントが
変わっていく過程じゃんか
もう そろそろ我々の役目の定義も決めようよ

あ: そうですね、どのセグメントになるべきかを!

や: これからはエージェントの時代だよ
一家に一人  エージェント
うちの家にも エージェント
嫁との交渉  エージェント
いいよね!

あ: ・ ・ ・?

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:25| 流通