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2000年04月19日

【流通】現代の三国志

や: バブルって
いわば台風や地震のようなものだよね

あ:
 あまりバブル時代を知らないのでわからないんですけど
でも、バブルとはよく言ったものです

や:
 バブル経済の影響を受けた企業は
10年くらいの歳月をつかってその時の清算をし始めてるんだけど
そうした中いろんなグループ系列や旧財閥系の解体など
経済の仕組み、構造が変わってきてる

あ:
 大手銀行の合併や提携なんて
今までの旧財閥グループを超えたものも登場してますね

や:
 そういった中で、ソフトバンク、SONY、CSKなどの登場は
ある意味自然かもしれない

あ:
 経済環境に対応した結果かもしれませんね

や:
 商社なんかは垂直統合に動いてるところもあるよね
これは、いろんな規制の緩和によるグローバル化など
経済環境が進む状況にあり
ある種、早いところ、そして緩やかなところもあって
いろんな駆け引きをしてるんだよ

あ:
 総合商社の最近の動きは
小売りやネット系への進出が目立つと思います

や:
 バブル全盛期には株の持ち合いなんかで
資本の流動がなかった
横のつながりも強かったしね!
でも、こういった変化によって
今後、株式に対する考え方、流動性が出てくる

グローバルな視点で見ると
日本全体が国内では競合
そして海外では一致団結し
グローバルな展開を果たしてきた

あ:
 競合と協調ですね

や:
 今と昔とではスタンダードの意味が違ってきている
このスタンダードの違いは
その時代をつくっている人が変えていくんだよ
      この記事で、そこまで考えるの?て言う人もいるかもしれないけど
要はこの記事が日経1面のTOPにならないのと同じ事です

 

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★ 住友商事 西友の筆頭株主へ
西友は住友商事と資本・業務提携したと発表した。住友商事は西友の発行済み株式の11.83%を取得、西武百貨店を抜き筆頭株主になる。セゾングループは中核企業の西友の筆頭株主が交代した事で、グループ解体が加速しそうだ。

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投稿者:gotsuat 15:19| 流通