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2000年08月23日

【流通】B to B to B to C to C to ・ ・ ・

な: 「あ:」さんは家でinternetしてる?

あ:
 最近利用しないですねぇ
時間がないのもありますけど
会社でも結構利用してますから

な:
 internetの普及も
オフィスでの利用が大きく影響している

あ:
 B to Bの取引きで利用される事が多いですからね
で、今日のポイントは?

な:
 ハイハイ わかりました
じゃぁ どうぞ

 

・ 19兆円 ―― B to Bの国内市場規模 ――
・ 企業内個人
・ 既存の物流網を活用

 

   こんな感じで進めていきたいんですけど・ ・ ・

あ:
 ハイ ―― で、早速ですけど
B to C市場に比べてB to B市場の規模は
約40倍といわれていますよね

な:
 今年度にも19兆円に達するらしいからね
ECはB to B と B to C、そしてC to Cと
いろんなカタチで発展しているんだけど
新たなビジネスモデルが発展しそうな予感!

あ:
 と、いいますと?

な:
 企業で働く人って二つの顔を持っている

あ:
 は? どういう事ですか?

な:
 「企業人」としての顔、
そして「消費者」の顔

あ:
 そういう事ですか そりゃぁ そうでしょう!
家に帰ればみんな消費者です

な:
 硬いねぇ 相変らず
会社にいる時でも消費活動は行なっているだろ

あ:
 確かに昼食やちょっとした買物もします

な:
 こうしたオフィスでの個人消費を
ターゲットとしたビジネスが いろいろあるよね
例えば生命保険の勧誘やヤクルトの販売とかね

あ:
 なるほど
言われてみればそうですね
会社にいて、財布からお金が出ていく事って
意外に多いです

な:
 そうした「企業内個人」をターゲットとした
新たなサービスが登場し始めている

あ:
 でも、そうした市場が爆発的に伸びる可能性が
あるんでしょうか?
internetを利用できる環境が整った為に
ホワイトカラーの生産性が下がったという
海外での調査結果もあるらしいですし・ ・ ・
今後、企業が個人の利用を制限するのは
必然かもしれませんよ

な:
 それにサービスを拡充していけば  
今までのB to Bの関係で築いた物流網に加えて
「宅配」サービスも必要になってくる

あ:
 書籍意外にも家庭用品
特にお米や飲料といった持ち運びに不便な商品について
宅配のニーズは大きいです
でも、B to Cでのサービスと競合しませんか?

な:
 B to B、B to C市場って今まで分けられてきたけど
紹介したような「企業内個人」を対象としたビジネスの登場など
既存のビジネスでinternetが融合していない分野
そして新たな切り口のビジネスモデルを
いかに開拓していけるか?
企業が大きく発展できる重要なポイントだと思います

あ:
 そういう「視点」を持てる事が前提ですね!
日々「洞察」ですか?
「な:」さん

 

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『アスクル 書籍販売開始』
オフィス用品通販のアスクルは、internetで書籍や雑誌の販売を開始した。対象は顧客企業の従業員に限定、課題の物流は既存のルートを活用できる。

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投稿者:gotsuat 13:35| 流通