<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2001年03月12日

【流通】消費者にもっと元気を!

―― ジェイビートゥービー POSのASP ――

か: ホワイトデーが近づいてきました
今年は何をお返ししたらいいのかな
「あ:」さんもバレンタインデーに
どなたかからチョコ頂いたんですか?

あ: (失礼な! と思いながら… 義理ばかりなので)
一応・ ・ ・ ね
「か:」さんこそいっぱいもらったんでしょ?
(――って一応聞いてやろうっと)

か: ええ、そりゃぁ もうたくさん

あ: (何! そ、そんなにも・ ・ ・)

か: だから悩んでるんですよ
何買ったらいいのか・・・
みんなが買いそうなものだと
ダブっちゃうかもしれないし

あ: じゃぁ、みんなが何を買ってるのか
わかれば楽になるのかなぁ

か: あっ! 思い出した!
そういえばそんな話もあったなぁ―――

 
『ジェイビートゥービー POSのASP』

ジェイビートゥービーは、小売業向けにPOSデータの集計・分析に特化したASP事業を開始した。ジェイビートゥービーがPOSデータを日時で集計し、同社データ・センターにデータを蓄積、ユーザーとなる小売業は、翌日からInternetを介してデータを検索し、商品の売上げ傾向などを分析可能。
自前でシステムを構築するよりも毎月の費用が約6分の1に、ユーザー毎にアプリケーションを追加する為、開発コストも削減できるという。又、契約からサービス利用開始までの準備期間も最短で3ヵ月と短い。

 

あ: POSシステムのASPかぁ・ ・ ・
今までありそうでなかったんじゃないの?

か: そうですね
これだと自分で一からシステムを構築するより
断然早くシステムを利用できるようです

あ: それだけじゃないよ
今までPOSシステムとは縁遠い店や
商店街単位での導入も進んだり。。。
益々、売れ筋商品、そうでない商品
それぞれが明確になっていくんだろうね
そうなってくると
売れ筋商品、そうでない商品の流通の仕方に
違いが出てくるのかも。。。


か: 
「以前話した「そばめし」の場合でも
当初の予想よりも需要が多かったので
販売調整を行なって、生産体勢から見直したり・・・
売れ筋でない商品は
ニッチ市場を狙って
internetを使ったコミュニティ戦略
そして「ないものねだり」マーケティングとか。。。

あ: 定番商品が生まれにくい訳だよ。。。
でも。 。 。 今、消費者が
こうした状態に疲れてないかな?

か: 消費者が疲れている?
働きすぎですか?

あ: 。。。。。。。。。。。。。。。。。。
消費者が新しいものに期待するサイクルが短くなってきて
供給側がそのサイクルに合わせるようになったのか
はたまた、その逆なのか。。。?
今、消費不況って言われているけど
次々と新しい商品・サービスが登場している
例えば音楽業界を見ても
ヒット曲のサイクルが短くなってるでしょ
次々と変化する「流行」を追い続けるのに
疲れてしまわない?

か: 新たな刺激を与え続けないと
購買意欲が湧かなくなるっていうのはわかりますけど。。。
疲れるのもありますが
僕なんか財布が疲れちゃってます

あ: 時計の針が進む早さは変わっていないのにね。。。
「スピード化」が求められている今、
「早い」事による付加価値が最大限に生かせる商品・サービスと
逆にそうでないもの。。。
それに合わせた流通システム構築が重要だと思う

か: 生産性の向上、在庫量・期間の削減。。。
SCMが浸透しだしてきて
ますます時間軸が一昔前と比べて
短くなってきたかもしれません

あ:
 その「一昔前」って言っても
5.6年前の話じゃなく
1.2年前、もっと短くなって1・2ヵ月を意味しだしたり。。。

そりゃぁ早く! 早く!って言われりゃぁ
消費者も疲れちゃうよね!
商品によっては消費不振って言われるけど
消費者が元気を取り戻すような
新しい時間軸での提案も必要なのかもしれないね

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:51| 流通