<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2001年03月29日

【流通】未来の価値を見極める

―― DNA中古品見積もりサイト2600店舗登録に ――

あ: 寒くなったり、暖かくなったり。。。
この時期、服選び難しいよね

ま: もう冬コートって時期じゃないですし
かと言って何も着ないと
朝、夜は冷えますよねぇ〜
春用のコートが欲しいんですけど
着れる時期ってほんの少しの間ですから
なんだかもったいなくって。。。

あ: そうなんだよねぇ
誰かお下がりくれないかなぁ〜

ま: そんな都合のいい事言っちゃって!

あ: オークションでも見てみよっかなぁ・・・

 

『DNA 中古品見積もりサイト 2600店舗登録に』
 
ネットオークションサイトを運営するディー・エヌ・エーが2月から開始した中古品見積もり検索サイト「おいくら」が好評だ。消費者はサイト上で不要となった中古品の見積もりを無料で取れる。サービス開始後1ヵ月でアクセス数は1日平均6万件。見積もり配信数は延べ3万件に達している。店舗登録者は手数料を支払う必要がある。

 


ま: internetを利用したオークション
フリーマーケット中古品の流通形態も
消費者参加型に人気があるようです

あ: それに4月1日から家電リサイクル法が施行されるでしょ
一度手にした商品のその後の処遇について
消費者が考えるようになってくる

ま: もちろんメーカーをはじめ
流通を構成する各プレーヤーにとっても
考えないといけないことでしょ
商品が販売先へ流れてしまえば
自分の役割がすべて終わりという訳じゃなく
その後その商品がどんな流通をする可能性があるのか
考えないといけませんね

あ: 消費者が自分の所有する価値を
上手く活用できるC toCのオークションや
フリーマーケットなど機会を通して
新たな価値(この場合お金)を得る事ができるようになってきた
反面、家電リサイクル法なんかだと
「捨てる」事に対してはお金を支払わなければならない
消費者にとって、商品を手放すのにも
大きな違いが生じてくるんだよ

ま: 商品を購入する際に
流行ものだとか
多少、購入価格が安いとかで決めにくくなるかもしれませんね

あ: 手放す時に買い手がみつかるような商品なのか?
購入する商品を何年所有するつもりで
その時にはいくらの価値になっているのか?
こんな事も考えながら
様々な商品を消費者は買物をするようになっていったり・・・

ま: でも手放す時の事なんて。。。
変化の早い今の時代に
把握する事はとても難しいでしょうね。。。

あ: そうした指標が
これから算出されていくんだろうね

ま: 価格比較サイトのように
中古品の相場表
そして年数毎の予想価格とか。。。

あ: 流通量、それに需給バランスとか
性能などのリスクなどの係数も含めて。。。
でも、最終消費者って
どの時点の人を指すのか?
もうわかんなくなってくるよね

ま: でも、リサイクルが進む事は
別に悪い事じゃないでしょ

あ: そうそう
消費者が自分にとって今欲しいもの
それが市場に出てきて間もないものだと
新規の購入のプロセスとなるけど
人の趣向や欲しいものってどんどん変化するでしょ
例えば年を追う毎にゴルフをする人が増えたり。。。
こうした商品だとリサイクルが進むって事だよ
そして最終消費者に対する定義も変わってくると思う
流通は終わらないんだよ。。。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:11| 流通