<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2001年04月05日

【流通】Yahoo! → YaGoogle

――― Yahoo!JAPAN Google と提携 ――

や: 「春」は出会いの季節・・・
新しい可能性を感じる特別な季節・・・

あ: 「春」は新鮮な香りがしますね

や: 「春」と言えば
クラス替え、席替え・・・

あ:
 何の話してるんですか? それ!
大昔の話なんかして・・・

や: そっか。 。 。 大昔か 。 。 。 
でも、社会に出ても「春」は出会いの季節!
今日はそんなGOODな出会いの話!

 

Yahoo!JAPAN Google と提携

Yahoo!JAPANは、米Google社と提携、カテゴリー型検索サービスに全文検索型検索エンジン「Google」の検索結果も合わせて表示する。従来は「goo」と提携していたが、この提携を終了し、新たに「Google」を採用。
Yahoo!JAPANのデータベースと一致しない場合は、自動的に同じキーワードで「Google」の検索を実行し、その結果を表示する。

 

: 提携先が変わるんですね
確かに最近「Google」を利用している人が
私の周りにも増えています
検索精度の高さも認められてましたし
ユーザーからの声にも対応したんでしょうね

や: 検索エンジンがポータル機能を持ち始めている中
この「Google」は検索機能に特化したサイトとして
   これまで認められてきた

あ:
 「人間検索」と「機械検索」
双方の機能補完が期待できますね 

や: 我々はブラウザーから
簡単にいろんなサイトにアクセスできるんだけど
もともとテレネットとかパソコン通信だとか
情報収集・交換の手段ってこれまでにもあったでしょ

あ: ただ、その時はほんの一部の人にしか
そうした世界が広がっていなかった。。。
そう考えるとブラウザーの登場って
今考えれば劇的な瞬間だったのかな?

や: 
じゃぁ ブラウザーの上って何なの?

あ: ブラウザーの上?
どういう事?

や: まぁ、詳しい話は
また今度じっくりしたいんだけど・・・
要するに今までの知識・情報って
「モノ」主体的広がりによっての浸透だった
つまり印刷機型普及でしょ

あ:
 印刷機型? ますます訳わかんないです

や: CD-ROMなんかにソフトを入れこんで
大量に販売するモデル ―― 
これってフィルムの焼き増しと同じでしょ
でもWeb上のソフトは違う

フィルムによって現像が可能になる
録音という技術が登場してレコードやCDによって
音楽ビジネスが発展してきた
そしていろんなプログラムがCD-ROMによって普及して
デファクトスタンダードっていう現象が起きてきた

あ:
 Windowsなんか代表的です!

や: 今日言いたいのは
ホームページ上のソフトっていう考え方!

あ: みんなソフト?
今日は訳がわかんないです???
「や:」さん復帰2日目にして、私ついていけない・・・・

や: Yahoo!もGoogleも
そして我々NEWS52もね!

CD-ROMに焼きついているソフト=プログラムを使う時って
そのソフトをCDというパッケージ化されたものを手に入れて
利用するんでしょ
もしこのままのスタイルでYahoo!を利用しようと思ったら・・・
とてつもない量のデータが組み込まれた
CD-ROMが必要になるでしょ!

あ: なるほど! そういうことですか!
我々のNEWS52をご覧頂く事も
CD-ROMにパッケージ化してご覧頂けますもんね
それが始めからみなさんにブラウザーで
ご覧頂いているってイメージで。。。

や: 今までは知識・情報をコピーしたいって思った時に
物理的な媒体(例えば紙だとかプラスチックだとか。。。)を
通してコピーさせる必要があった
じゃぁ、もっと前、つまり印刷技術発明以前では?

あ: ん―――――
人と人の会話 = 口伝えですね!

や: そのhuman to human の関係が成立する為には
互いが理解し合える「Language」が必要でしょ
これって今のPCで考えると「OS」の働きと同じでしょ

あ: 言語(Language)が「OS」ですか?

や: human to humanのネットワークの場合
自分の考えを伝える手段として
「Language」があるでしょ
英語がWindowsで
日本語がMacだとしたら。。。   
基本的にこの両者には互換性がない
もしも互換性を持たせようとすれば
バグが発生したり。。。

―――で、文字を使っちゃえば。。。
自分の考えを永遠(?)に伝える事もできるし
物理的なモノにその情報をうめこんで
大量生産させる
でも、このパターンって今までず―――っと続いてる

あ: 
本、レコード、カセットテープ、CD・・・
こうした媒体を通して大量生産されていくんですね   


や: ず―――っと続いてきたそれらの歴史
始まったばかりのinternetは
そうした過去の手法を応用したり
今、試行錯誤している段階なんだよ
例えば、CD-ROMからWebへ連携させる
ソフトとかあるけど
その逆のパターンとかも登場したり・・・
例えば「本」のコンテンツ配信だと
CD-ROMである程度のコンテンツを見せておいて
これ以上紹介できないので続きはこのサイトをご覧下さい・・・とか
PC上で見た時に価値が出るような見せ方――
例えばクイックタイムで動画を見せたりね  

あ: ブラウザー上 = All free って本当に続くんでしょうか?
今の話をお聞きしますと これから価値観も変わりそうです

や: 物理的な「モノ」に変換する為にも
やはりコストがかかっていた
これがinternetの利点を上手く活用すれば
物理的な中継が必要なくなるでしょ
(PCや情報端末を除けば)
これから 「情報を取る」ためのコストに対する概念も
崩れてくるかもしれないね
と、いうか意識しなくなくなるかも?
例えば我々がお送りしているNEWS52の場合
もしinternetが存在しないとしたら・ ・ ・ ?
CD-ROMに記憶させて
もしかしたらタワーレコードなんかに並んでいるかも・・・

消費者の中でもパソコンを持っている人というのが
対象となっていたんだけど
これからは消費者=パソコンを持っている って状態に近づいていく

あ: 情報家電とかも普及しだしていくと
今で言うPCが各家庭のサーバーのような存在になって。。。

や: データの押入れ的存在・・・かな?

HP自体をソフトとして考えた場合
Yahoo!、Googleって一体何なのか?
「カテゴリー型」、「ロボット検索型」
互いの良い部分を上手く引っ付け合う事ができそう
音楽界で言う「セッション」のように。。。   
internetの歴史って本当に始まったばかり!
両者の提携ってただの通過点なんだよ

あ: 始まったばかり・・・
「本」の歴史で言えば
ちょうど印刷技術が発明されて
その技術が広がっていく最中・・・
きっと「聖書」が普及する初期段階なんでしょうね

や: (その当時って聖書は有料だったんだろうか・・・)
これからは企業同士のものだけでなく
人と人の融合も大事になっていくような。。。
そして誰も考えていないモデル
今のモデルでも穴場的な部分とか
そうした融合を考えていければいいんだけどね

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:06| 流通