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2001年05月15日

【流通】人と違うモノが欲しい。。。

―― モール独自のブランド ――

ま: 日差しがきつくなってきましたね

あ: いいシーズンだ!
早く泳ぎに行きたいね!

ま: ちょっと早すぎません?

あ: そんな事ないよ!
今からいろいろ準備しておかないと!

ま: 準備って水着とか・・・?

あ: ダイエットもこの時期からスタートする人
結構多いみたいだよ
みんなそういう準備もしているんだね

ま: 私もしています!ダイエット!
でも身につけるアイテムにもちょっとこだわりたいですね
暑い季節はみんなと差別化をするにも
元々身につけるアイテムが少ないですから。。。

あ: じゃぁ こんな商品はどう?  

 
『モール独自のブランド』

電子モール運営大手のネットプライスは、運営する「ネットプライスモール」で販売するオリジナルブランド「hinata」を開発。モールに出店する店舗と共同で個別商品を製作、販売する。
第一弾として、サングラス10種類を販売する。

 


ま: ん―――――
ショッピングモールとしての競争も
激しいって事を感じますね

あ: 差別化を図る上での取り組みに
いろんな工夫を凝らしている
出店者にとって一番重要なのは
自社の商品が売れる事でしょ

ま: それは当然ですね
単に出店者数が多いとかだけじゃ
出店する明確なメリットが見えませんから

あ: モールの運営という視点からみても
消費者にとって魅力ある「街」づくりが最重要課題!
internetの世界ではリアルな地域の制約を受けないでしょ
リアルの商店街と比べて
すぐに違うモールへ移れるわけだから
モールとしての優位性をいかに生み出していくか?
出店者、利用者数が主に伸びていく為の「仕掛け」が
ここでも重要になってくる

ま: 今回独自のブランドを展開するようですね

あ: 逆にリアル店舗へのフィードバックもあるかもしれない
実際にデパート内に店舗を構えて。。。
製造元をモール内の出店者に依頼してね!

ま: ショッピングモールが「ブランド屋」みたいな存在で
製造者が出店者ですね!
リアル店舗の所有とかブランド価値を高めるような取組みって
製造元となる出店者にとっては
大変価値ある取組みになってきますね

あ: ショッピングモールがリアルな商店街としての機能
つまりいろんな店の集合体としての機能だけでなく
出店者に対しての販売促進活動
そしてお客さん的な立場にもなり得る!

ま: ショッピングモールからの発注という関係になりますから
卸し先がモール運営者って事になりますね

あ: その他、消費者にとってのメリットも
どんなカタチで生み出していくのか?
このブランドで、こんな商品を作って欲しいとか
出店者の垣根を越えたプロジェクトを実現する
架け橋的な機能も持ったり。。。
モールの見せ方って
出店者が取扱う商品アイテム毎とか中心でしょ
それが出店者同士のコラボレーションによる
販売方式を採用したり。。。
例えば一人暮らしに必要なアイテムを揃えている店とか
消費者のリクエスト別の紹介形式もあっていいんじゃない?

ま: ショッピングモールの運営者にとって
仕掛けや工夫による競争によって
そのモールの存在価値を高める行為が
必要なんですね
出店者、消費者という「利用者」に認められるような。。。

あ: それじゃあ、これからちょっと行ってこようかな!

ま: どこ行くんですか「あ:」さん
ショッピングモールですか?

あ: いや、泳ぎに・・・

ま: ・・・

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:14| 流通