<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2001年05月18日

【流通】第2クライ(位)『HOLLY WOOD 富士通』 富士通 9327 Tipping

――― 長文 ―――

あ: 「や:」さん久しぶりです!
どこか旅にでも行ってきたんですか?

や: そういう生活・・・憧れるよねぇ〜
何かこう・・・ドラマチックっていうか。。。

あ: ドラマチックねぇ・・・
そうそう!最近TVドラマ見てますか?

や: ???
日曜夜9時からのドラマぐらいかなぁ
ああいう生活したい!

あ: 「や:」さんには無理じゃないですか?

や: 待ちたまえ!
「する」と言っている!
(豊★悦☆っぽく。。。)

あ: (すっかりなりきってるなぁ・・・)
―――で、今日のタイトルなんですが
どういう意味だかさっぱり?ですよ
なんでNEWS52ランキング2クライ(位)の
富士通がHOLLY WOODなんですか?

や: 相変らず鈍いね
今日、話し終えた時には
わかると思うよ・・・焦らないで!

あ: そ、そうですか。。。

や: ところでe−Japan構想って知ってる?

あ: 前首相時に 
IT戦略の一環として掲げられた構想ですね
日本の通信としてのインフラ整備が
IT先進国として不可欠です   

や: で、今回紹介させて頂く富士通なんだけど
そうしたインフラを支えてきたNTT
昔から密接な関係を保ってきた

あ: 今NTTドコモの携帯電話ラインナップをみましても
必ずといって良いほど新機種登場の時には
富士通製が早く登場しますもんね
両社の関係が密接だというのが伺えます

や: 富士電機製造(当時)から電話部門を独立して
誕生した企業でしょ
競合他社に負けないような成長を遂げていた
それが逆転、又逆転と
これまでにもし烈な競争を繰り広げている
例えばPCの登場で
他社に先を越されたり・・・逆転したり・・・

あ: 株価の動きを見れば
市場からの評価についてもわかりますよ

や: 富士通って
ハード、ソフトも持っているし
ソリューションとしてのサービスも充実!
これっていろんな業種・業態の情報システムを作っていく上で
その業界の商慣行やビジネスモデルであるとか
理解した上でないと満足できるものってできないでしょ

あ: 逆にそうしたノウハウがあるからこそ
様々な企業に対してのソリューションが
可能になってくるんですよね!

や: ハード、ソフト、そしてソリューションプロバイダーとして
IBMやNECといった競合もひしめきあっている

あ: SONYはどうです?
PC、そして携帯電話という面では
競合と考えられませんか?

や: 確かにバッティングする部分があるけどね
消費者にとってのブランド的な面では
やはりSONYでしょ
でも、バックオフィス的な部分では
情報システムベンダーとして競合はしていないでしょ

あ: 確かにSONYが企業の情報システムを構築するって
聞かないですよ

や: こうした富士通のような
情報システムソリューションプロバイダーって
建設業界に似てきたと思わない?

あ: 建設業界ですか?
全然共通点がわかりません!

や: 仮想世界で建設業としての機能を
果たしているって感じかな?

情報の流れ的な世界で言えば
internetは仮想の経済空間でしょ
この空間を利用して建設業界としての機能を果たしている・・・
例えば建設業ってビルを建て、エレベーターを創る
当然道路も整備して街、都市となっていく・・・
同じようにインフラ的な部分も含めて
仮想世界の経済空間に必要なものを
作り上げていってる
でしょ   

リアルな世界の建設業界としての機能を
仮想空間で果たしているんだよ

今建設業界って低迷しているんだけど
実は経済空間をつくりだすという面で見れば
富士通のような業態と市場がバッティングしているのかもね
逆に本当は建設業界が富士通のような役割を   
果たすべきであったのかもしれない

あ: ん―――――――
わかったようなわかんないような。。。
つまり富士通のような業種って
仮想世界での建設業的存在って事ですね!

や: 企業のIT投資が積極的に行なわれたりしているよね
そういうバックオフィス的な部分で
仮想の建設業としての機能を果たしている
ネット企業による新しいビジネス。。。
エンジェルからの資金調達や上場もしてはいるんだけど
失敗に陥った事例をよく見るようになった。。。
でもその中で情報ベンダーがどこだったのか?
あまり発表はされていないよね

あ: つまり情報ベンダーだけが
儲かるようになってるって事ですか?

や: いやいや そうとは言ってない!
ただ心配なのは
こうしたIT関連の投資って
今や必要不可欠と言ってもおかしくない時代でしょ
まるで我々が普段着ている服って
本来は寒さから身を守るものであったのが
今では裸になるのが恥ずかしい
=服を着るのが当たり前ってなってるでしょ   
IT導入に関する投資も
必要だから投資が必要であり
今や投資するのが当たり前のような雰囲気もある
その中で情報ベンダーといわれる企業の役割は
かなり大きいって事!


あ: そうですね!
IT投資が企業にとって有効なものになるのかどうかも
情報ベンダーといわれる企業の力に
左右される部分も少なくない!
それはB2B、B2C関係ないです

や: B2B、B2Cとかいう概念も
新しいようで実は新しくない
そんな切り口だけで話を終わらされているのもおかしいよ
いろんな取引形態があるわけだから・・・
例えばB2B inC・・・「接待」
B2 theC ・・・ 「その人じゃないと駄目」 とかね

期待値としては今後も 更に進化し続けて
企業、消費者にとって
情報システムソリューションプロバイダーとして
いろんな提案をして欲しいからね

これから通信インフラも進化していくだろうし
どんなソリューションを提案してくれるんだろうか・・・楽しみ!

あ: 富士通の事業戦略として
internet分野における
3つのbPを目指しているそうです

や: 通信インフラなど環境の変化によって
その戦略も対応したものになっていくんだろうね   

企業のIT導入に対するソリューションの方法にも
いろいろ変化が出てくると思うけど
実際にその企業の情報システムを構築するには
その業界のビジネスをやってみないと分らない部分がある

あ: 逆に言えばある企業の情報システムを構築するには
同業種のビジネスを行なうくらいのノウハウも
必要って事
ですね

や: 例えばユニクロの情報システムを作るのであれば
ユニクロをやらないと!

あ: こうした情報ベンダーが
いろんなビジネスのバックオフィスの
インフラ的な存在として機能するかもしれませんね

富士通の構築した情報システムを利用した企業が
集まって一つのチェーンが出来上がったり。。。

や: 少なくともそういう企業群が財閥的な存在になる可能性もある
情報システムをソリューションした会社によって
つながっていったり。。。

あ: 企業によって様々なERPが導入され
一方でEDIといった情報交換の
インターフェースの問題もありますから

や: でも注意しないといけないのは
経済がHuman中心って事!
ERPの導入とか情報システムによるソリューション
ITの存在を中心に考えすぎてしまいがち!
―――じゃなくて インフラとしての情報システム導入によって
実際に利用する人達がどう動くようになるのか?
例えばあるERPの導入によって
管理コストが下がったとかだけじゃなく
ERPの導入によって
今の業務を担当している人が
こういう事ができるようになったとか。。。やり遂げたとか。。。
こんな変化が起こるべきなのに
情報システム導入が中心になっていないか?

こういう部分を富士通としては
これまで様々な業界へのソリューションによって
理解しているじゃないかな
そしてそれを実行する豊富な人材もね

あ: NEWS52な人も多いんですよ!
NEWS52始まって依頼
ずーっとNEWS52的な考えを
理解して下さっている方が多いということですから!

や: ところでわかったかな?
タイトルの意味?

あ: あ―――――――
そうでした!
確か。。。話し終えればわかるっておっしゃってましたよね!
。。。。。。。。。。。。。
わかんないんですけど・・・

や: やっぱり駄目か・・・
新しい環境の変化に気づいて欲しいんだけど。。。。。。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:11| 流通