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2001年11月01日

【流通】「知りたい」という欲求を満たす手段

――米Google、日本語版の画像検索サイトを開設――

あ: カチッカチッカチッ
(マウスの左クリックの音・・・)

ま: 「あ:」さん何調べてるんですか?

あ: 欲しい時計を調べてるんだけど
なかなか思うサイトが見つからなくて・・・
買う前に絶対写真で確認したいし・・・

ま: キーワードを絞り込んでも
文章を読んでからページを開かないと
ぜんぜん目的と違うサイトが
開きますもんね

あ: もっと・・・こう・・・一目見たら
見たい画像が分かるような検索の仕方ないのかなぁ
 

『米Google、日本語版の画像検索サイトを開設』

検索サイト大手の米googleが、日本語版の画像検索サイト「googleイメージサーチ」を開設した。
検索ウィンドウでキーワードを入力すると、キーワードに合致する画像データを縮小画面で一覧表示する。また、各縮小画像の下には画像ファイルの名称、画像サイズ、画像を含むサイトのURLなどの付加情報も表示。画像をクリックすれば画像を含むページ全体を表示する。
 

ま: うっひょ〜
あるじゃないですか!

あ: 画像検索かぁ・・・
しかも検索結果も画像で表示!!

ま: 文章を読むのではなく
目で見るって所に新しさを感じます!
でも・・・どういったシチュエーションで
利用するのでしょうね?

例えば買いたい商品の検索で
ウィンドウショッピング風に?

あ: そうだね
画像見る事によって
購入が促進されるような商品については
メリットが出るかもね   

ただ 現時点では検索結果のすべてが
販売を目的としたオークションや通販のサイトとは限らないから
その辺りは考えないといけないけど・・・

ま: それに画像検索サービスが普及することで
作る側の画像に対する
表示の仕方にも変化が現れきますよ!

ただ商品を載せるだけじゃなく
バナー風にしたり
消費者に興味を持たせるように
絵や言葉を混ぜたり・・・

あ: そうだね
ブロードバンド時代への変化と同時に
HPに求められるものが
変わってきてるのと同様に
画像においても、それだけでHPの中身を表現したり
企業イメージを想像できたり・・・

ま: そうなってくると
それを連想させる画像を作る
ウェブデザイナーの存在も
今まで以上に重要になってきますね

創造的な部分に本当に価値が出てきます

あ: 文字レベルの検索同様
画像ファイルでも自分のHPに誘導するような
工夫もされてくるだろうし

画像検索もそういった意味で今後
進化が求められるだろうね

ま: 進化の過程で文字レベルの検索と
画像検索の融合型検索なんかも
登場するかもしれません!

あ: Webの世界とつながるという行為は
「知りたい」という欲求があって
はじめてアクションが起きる
この「知りたい」という欲求を満たす
一つの手段として画像がある

それが 直接画像だけの検索が可能になり
「知りたい」中の「見たい」という欲求が
独立して満たされる可能性もある!

そうして「見せる側」の創造力や工夫なんかが
進化していくんだと思う

画像による広告効果
利用者への期待値
利用価値の向上といった部分で
どういう試みをしていくのか注目!

通信速度の「規制緩和」
そして画像からの検索・・・
「見せる」という創造力に価値が上がる訳だよ!

HPづくりも新しい段階へ入っていく!   

ま: 利用する側の使い方も
それに合わせて進化していくんでしょうね・・・

しかし「あ:」さん
さっきから探してる
時計見つかりませんよね?

あ: そうでしょ
ドラえもんの目覚し時計・・・

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:57| 流通