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2001年11月07日

【流通】仮想発リアルの提案

――NYにポケモンセンター――

ま: ついに!ついに!手に入れましたよ!
「ミュウツー」を!

『NYにポケモンセンター』

任天堂はゲームキャラクター「ポケットモンスター」のぬいぐるみなどを販売する海外初の店舗をニューユークの中心部に開く。店舗で取り扱う商品の40%は他の店では扱わない独自商品。同センターでしか手に入らない新しいポケモンキャラクターの創作も検討する。
 


ま: ほぇ〜!!!
海外にポケモンセンターが!
日本のキャラクターの強さを感じます

あ: しかも、来場者には普段のゲームでは見ない
特殊な能力を自分のゲーム内に取り込めるらしい
ファンにはたまらないだろうね

ま: 新作のポケモンのゲームも
無料で遊べるみたいですよ!
一度いってみたい気もします

あ: なんてったってNEW YORKだから・・・
情報発信機能としては申し分ない!

情報発信といえば・・・
最近 日本のCVSでも店舗にスクリーンを
置いて店舗自体を広告の機能に使う動きもあるみたいだし

ま: 商品が置いてあってスクリーンで
その映像なんか見るとすぐ商品
を購入なんてできますし
情報発信の場としての機能は同じですね

あ: ただここで大事になってくるのは
いかに消費者に行ってみたいと思わせる
演出・提案ができるかってことだよ!

ポケモンセンターへの消費者の誘導は
センター限定商品であったり
特殊能力をGETできたりと
工夫はされているけど・・・

それ以外にもいろいろな工夫や仕掛けがあると思う!
なんてったって遊び心を追求してる任天堂だから

ま: 「ヘビーポケモンファン」のみならず
新たなファン層の獲得も含め
このポケモンセンターの役割って重要なんでしょうね

あ: おそらく「もっと知りたい!」という
消費者にその知りたい欲を
掻き立てる仕掛けがあるかも!?

ま: 知りたい欲ですか?

あ: 消費者を「ファン」に変える為にも
夢とか喜び 期待値といった「欲」をくすぐらないとね!
世界中の消費者に「知ったら面白い」「知れば知るほど奥が深い」
って思わせるとか・・・・
ポケモンってゲームの世界 つまりバーチャル世界で
活躍するキャラクター!
ゲーム業界もボーダレス時代到来かも?

ま: ???????
ど、どういう事ですか???

あ: 楽しむ方も今までのバーチャルな世界から飛び出して・・・
例えば、ポケモン冒険ツアーなどを企画し
ポケモンジェットでいかにも自分が主人公で
あるかのようなシチュエーションを作り上げる

一度ゲームやTVでポケモンに触れてる消費者なら
ある程度のポケモンに関する知識を持っている
知って得する情報収集の旅とか・・・
ゲームさながら キャラクターの交換とか・・・

ま: ゲームの世界で能力を求めて旅をする行為を
リアルの世界で自分が主人公になって
ポケモンセンターに能力を手に入れに行く!

ゲームの世界とリアルの世界との融合ですね

あ: 仮想空間での経験などからリアル化していく
ゲーム、TVといった仮想発リアルの提案だよ!

ま: NYでこの能力を手に入れたから
次はロンドンで違う能力を手に入れないと!
ポケモン冒険ツアーの始まりです

あ: ひょっとすると新しいパターンの
21世紀型テーマパークの登場かな?
今回のようにポケモンセンターをたくさん設けた
ゲームをリアル化したものになるかもしれないね

ま: そうですね!
さぁそうと決まれば特殊能力を
GETしに行きましようよ!

あ: 「ま:」さんには
もっと手に入れないといけない
能力があるでしょ・・・

ま: ・・・・・ない!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:52| 流通