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2001年11月12日

【流通】知的資産で日本の産業を救う?

――邦画をリメーク――

ま: あー面白かった!
久しぶりに映画を見ましたよ
よかったですよねぇ

あ: いやーホントに感動したよ
あの場面なんだっけ
あのーえっと・・・

ま: おはようございます
「あ:」さん

あ: おはよう!

ま: イビキのいいサウンドが
響いてましたよ

あ: 何をいってるんだい「ま:」さん
今イビキの音はハリウッドでは
流行ってるんだよ!
この重低音が

ま: ・・・・・

『邦画をリメーク』

米ハリウッド映画スタジオが邦画のリメーク権の買い取りを進めている。海外でもヒットした映画だけでなく、ミニシアター系の作品も高値で取引
されている。作品の中には制作費を上回る金額で売買契約が成立したものもある。
 


ま: 映画のリメーク権の売買かぁ
こういったコンテンツに関しての
権利の売買が注目なんですね!

あ: 音楽業界なんかそうでしょ!
リメイクじゃなくて「カヴァー」とか
「トリビュート」なんて
呼ばれているみたいだけど

ま: 昔のヒット曲も
今風にカタチを変えてよく聞くようになりましたし
それに外国の音楽を日本語に変えて歌ったり
アー チー チー アーチッ! てね

あ: 「ま:」さんノリノリだね!
でも知的資産をリメークする場合などは
どのようにリメークさせるかが
重要になってくるだろうね

国や地域に合ったようにリメークされたり
流行を取り込んだものになるかもしれない

要はコアな部分の知的資産的に
新しい価値を付加できるかってことだよ!

ま: そうなると、組み合わせ方や
アレンジといった編集機能も
今まで以上に価値が高まっていくでしょうね
素材選びや利用方法、そしてアレンジ・・・
こういった取組みが高付加価値に
繋がっていくでしょうし

あ: 知的資産の権利売買が進んでいくと・・・
ある部分には強い!なんていう
企業 そして消費者が
もっと特化されていくかもね

例えば、映画などで使用する夜明けのシーンは
世界中の夜明けシーンを既に収録しているとか・・・
○○という言葉のシーンの権利は
持ってます!みたいな?

ま: 特化型コンテンツだね!
逆にトータルでコンテンツを持っている
企業や消費者などもいるでしょうし

あ: 知識社会でも特化知識情報産業?
それとも自社完結情報産業ってとこだね
あとはコンテンツに対する「消費の定義」だね

ま: 例えば映画の内容を人から聞くと
なんだか少し消費した気がしますし
殆ど内容をしゃべってしまう映画解説者って
いわば勝手販売員かな?
あと。。。スポーツでも結果を聞いちゃうと
もう消費した気分になる時があります!

あ: それと。。。
こうした知的資産に対する意識については
特許申請件数など見ても
日本は意識が高いと考えられる

ま: 次期 日本の主要産業はコンテンツ産業!!!

あ: ただ、その利用方法だよね!

ま: 日本とアメリカじゃ特許の申請件数は
日本が上なのに利用件数では日本の方が低いみたいですよ

あ: このような状況を変えるためにも
知的資産を利用する場合
知識・情報社会の流通をしっかり見て
ユーザーライクな考え方で
有効活用をすることができる人が
現状の日本の産業を救うんじゃないかな

ま: なんかカッコイイこと言っちゃって
でも最後の言葉さっきの映画の
キメ台詞ですよ!

あ: ね、映画ちゃんと見てたでしょ
ふふ〜ん♪

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投稿者:gotsuat 14:48| 流通