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2001年11月30日

【流通】同じ看板の店がライバルに?

――セブンイレブンで住宅地図プリントサービス――

ま: あれ〜
確かこの辺だったんだけど・・・

あ: まさか!迷ったんじゃ
ないだろうね

ま: そのまさか!かも知れません

あ: あんなに自信あるって言ってたのに
だから地図持ってこようって
言ったのに

ま: 大丈夫ですよ!
CVSに行けば

あ: 結局人に聞くんじゃない
ほんと他力本願だね

ま: 人には聞きませんよ!
まぁ見ててください

 
『セブンイレブンで住宅地図プリントサービス』

株式会社ゼンリンでは、セブンイレブン店舗に設置されている富士ゼロックス製のマルチコピー機から住宅地図をプリントできる有料サービス「ゼンリン住宅地図プリント」を開始する。まず東京からサービスを開始し、今後全国展開に向けて順次サービスを拡大していく。
 

ま: CVSで周辺の地図をGETできるんです!
道を知りたい時とか、目的物を見つけたい時などは
便利なんですよ

あ: 人に聞くだけじゃ分からないこともあるし
紙で地図が手に入るのは
いいかもしれないね
ビジュアル的に

ま: でもなぜCVSで地図情報なんでしょう???

あ: CVSって物品の販売以外に
その街の情報が入手できる
地域に密着した情報の発信ポイントとしての
役割を担おうとしてるんじゃない?

ま: と、言いますと??

あ: 単に小売業としての機能だけじゃなく
地域色の濃い「知識・情報」の受発信が
   可能な場としても期待が大きい

ま: つまり。。。それがONE to ONEって事でしょ。。。
店員さんとのヒューマンコミュニケーションが大事と。。。

あ: もちろん大事だよ! Fuman to Fumanの
コミュニケーションは!
でもここで言う「コミュニケーション」は
それだけじゃなくって
もっと広義的にね!
いろんなツールを利用したりして
「地域」でカテゴライズされた情報の受発信もね!

ま: つまり。。。
今日紹介した地図のサービスでも
「地域」という特異な情報として
価値が出るような提供の仕方に発展していくかも。。。
もちろん有料ですから
ユーザーにメリットがないとね!

あ: その辺りについては
きっといろんなアイデアも含めて考えていると思うよ・・・

ま: 他にもいろんなツールが登場してくるかもしれませんね
地域に特化したコミュニケーションを行なう為の・・・

例えばCVS各店が独自の地域情報雑誌を発売したり
HPを立ち上げて消費者とのコミュニティのをつくったり・・・

     「○○県○○市セブンイレブン ナビ!」創刊!
HPへのアクセスはこちら→みたいな感じで・・・
地域の祭りの情報を載せたり
店員をキャラクター化したり・・・
あと店舗独自で販売している商品についても
特色を出す上で有効ですよね!

あ: 全国チェーンとしてのブランド力と
独自性をうまくマネジメントしないとね

ま: 店舗の独自性?

あ: チェーン同士の競争だけでなく
個々の店舗としての独自性や競争が
今まで以上に熾烈になるかもしれないって事!  

ま: 近くの同じ看板の店同士が
値段やサービスなどで
競争が始まったりするかもしれませんね!

あ: そのためにも、地域の消費者との
コミュニケーションをはかれるような
知識・情報発信のツールを使った
情報発信も大切なんだよ

ま: さぁそんなことより
早く地図で目的地まで
急ぎましょう!!!

あ: で、その地図を手に入れる
CVSはどこにあるの???

ま: さぁどこでしょう?・・・

あ: 。。。。。。。。。。。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:54| 流通