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2001年12月05日

【流通】情報の共有化で購買プロセスに変化?

――体形・体勢測り 最適な寝具を提案――

あ: イテテッ ・・・
クビが回らない!

ま: どうしたんですか?
「あ:」さん
そんなにお金ないんですか?

あ: ※▲▽♂〆・・・
違うよ!失礼な
昨日寝違えちゃってさ

ま: どうせまた変なところで
寝たんでしょ
どこでもすぐ寝ちゃいますもんね
(Zzz Zzz って)

あ: 確かに・・・
ちゃんと布団で寝ておけばよかった
快適だっただろうなぁ

ま: 人間生活していく上で
快適な睡眠って大事ですよ!
快適を求める「あ:」さんに
オススメ情報!

 
『体形・体勢測り 最適な寝具を提案 』

寝具メーカーの西川産業ロフテーが、敷布団にかかる体圧を計測したり、レーザーで首の形状を把握したりする新システムを開発した。個人個人の特徴に合わせたきめ細かいコンサルティング提案する。
 

ま: どうです?
個人個人の特徴に合わせてくれるんですよ!
ピッタリフィットで快適そう・・・

あ: 生活に関する悩みや問題に対する
解決策を提案してくれてるんだね

ま: これから「個人」に対しての
生活支援型産業への変化が必要なんですかね?
個人個人に合わせた
コンサルティング的商品ランナップが増えるかも?
ウォークマンのイヤホンが
個人の耳の形に合わせて作られたり
歯ブラシやコップが
個人の口のサイズにフィットする
形だったり・・・

あ: 造る側も大変だろうね・・・
いわばオーダーメイド的発想だからね
量産品との違い=メリットが
利用者にとって明確じゃないといけない

ま: 「共有」から「パーソナル」の時代と言われますが
これからいろんな分野で「パーソナル」な部分を
重視した商品が
登場していくかもしれませんね

あ: ただこういったコンサルティング型商品が増えてくると
購買のプロセスや行動に変化が
   出てくるかもしれない?

ま: どんな変化が出てくるんでしょうか???

あ: 例えば購入する人と使用する人が
違うケースってあるよね
頼まれモノを買いに行く時とか・・・
個人個人に合わせた商品が普及してくると
他の人に頼んで商品を買ってきてもらう時
その人の要望をキッチリ聞いたり
覚えておかないといけない商品もあるでしょ
コーヒーなんか
砂糖、ミルクの有無、そしてその量とかね。。。 

ま: そうそう!
気が利く人ってそういうのを覚えてくれているんですよね!
でも、対象がどんどん増えていくと・・・
全部覚えきれないし
その時の気分や過去の購買履歴によっても
「変化」しますから・・・

あ: そうした変化する個人情報の共有の仕方を考えることが
重要になってくる!

つまり詳細でしかもタイムリーな個人情報を
どういった形で管理し、伝達するのかっていう
部分も大事なんじゃないかな

ま: 例えば個人情報カードを作って
体型や好み、サイズなどを
登録しておいたり・・・

あ: 一家に一台ホームサーバーで
個人情報を管理したり・・・

ま: 会社からホームサーバーに
「もうすぐ靴下を買わないといけない」っていう情報を
プールしておけたり・・・
もちろんサイズは登録済みですよね!

あ: いっその事
その情報と近隣小売店の特価情報から検索して
一番メリットのある店、時間を選択してくれたり。。。

ま: それに友人などの個人情報も
共有化できると
プレゼントなどの贈り物の際に便利かもしれませんよ!
好みの商品を好みの形で贈れるわけですから

あ: まぁ。。。そうなると「意外性」ってなくなるかもね
人間って結構自分では思いつかないような
意外なものが欲しかったりするかも?

ま: 確かに「意外性」って大事かもしれません

あ: だから個人情報の共有化によって
逆の提案ってことも可能なんじゃない?
こっちの商品の方がいいよ!みたいな
またデータベースに追加しといてよ!ってね

結局大事なのは
情報自体の管理や共有化の手段だけじゃなく
その活用方法って事だよ!
個人の情報。。。例えばサイズなんて永遠じゃない!
変化するでしょ!
好みや気分によっても微妙な変化もある訳だし。。。
こうした変化にも対応するのと
そこから答えを導き出すのは
最終的には人間だからね!
「意外性」の面なんかその一つの例だよ   

ま: 意外性かぁ・・・

「あ:」さんちょっとこっち向いてくださいよ

あ: グギッグギッグギ
あっ-----!!!痛っ!

ま: 意外性と言う事で
「安静」の逆で動かしてみましょうか!
く・び

あ: 。。。。。。

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投稿者:gotsuat 13:49| 流通