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2002年10月15日

【流通】統一感を持てる流通サービスとは!?

――阪急百貨店、食料品主体に個別宅配事業開始――


 

ま: さっ! お昼ご飯にしましょっか
   今日も時間がないから
   カレーでも食べましょっか

あ: またカレーか・・・

ま: 又!?
   最近食べましたっけ?

あ: 昨日 家で食べたんだよ
   しかもレトルトをね・・・
   手作り料理が食べたいなぁ

ま: どうしたんですか?
   なんだか黄昏ちゃってますよ?

あ: 昨日は家に食材がなかったんだよ
   買いに行くって言っても・・・面倒くさくてね・・・

ま: そっか・・・
   時間が遅かったんですね
   そんな事にならないように
   食材の宅配サービスを利用すればいいんじゃないですか?

あ: そうだね
   最近じゃあ百貨店でも始めたらしいよ

ま: 百貨店が!?
 

『阪急百貨店、食料品主体に個別宅配事業開始』

阪急百貨店は食料品を主体にした個別宅配事業(会員制)を大阪府北部の一部地域で開始した。高齢所帯や共働き所帯などを対象に、日常の買い物の時間と労力を代行するサービスで、実施地域は豊中、吹田、箕面の各市と大阪市内の淀川、東淀川区。スタート時の利用者は2000人。生鮮品から日用品まで約2000点を掲載した週間カタログに加え、季刊カタログ(約1000点)を用意。電話、iモードを含むインターネットから前日の深夜零時までに注文すれば、17時までに届ける。

ま: 百貨店も個別宅配ですか?
   各生協でも普及が進んでいるようですね
   個人宅までの宅配サービスって・・・

あ: 小さなお子さんがいる家庭や
   共働き家庭では
   何かと便利なようだ!

ま: 安心した食材を低価格で!
   買い物に出かけなくても商品が届いているんですもの!
   
あ: でもコツみたいなのが必要だよ
   スーパーに買い物に行ければ
   欲しいと思ったモノがその場で手にはいるでしょ!
   1〜2週間後の献立を考えるのって・・・
   簡単なようで・・・
   まぁ慣れるまでなんだろうけどね

ま: やはり各生協や
   一部のスーパーでも既に始めている
   個人宅までの宅配サービスと
   競合が予想されますね

あ: 若干ターゲットとしている顧客層って違うんじゃないの?
   百貨店の位置づけとしては
   やはり高所得者層でしょう・・・

ま: 個人宅までの配送手段も
   専用のプラットフォームが必要なんでしょうね
   或いは・・・もしかすると各生協、或いはスーパーの宅配サービスと
   同じプラットフォームを利用したりして・・・

あ: それはどうかな・・・
   確かに物流的には効率的になる可能性もあるけど・・・
   百貨店としての差別化があってもいいんじゃない?

   例えば・・・ いいスーツを着た営業マンが
   お宅へ訪問して・・・
   配達兼営業活動!なんてね

ま: おまけにクルマも高級車で登場!なんて
   いいかも!!

あ: このサービスを利用しているっていうのが
   近所の人にわかっても
   ビジュアル的にうらやましがられるような・・・

ま: まるで高級品を持っているような感覚ですね

あ: とは言っても
   人に見せびらかす為のものではないんだけどね
   
   モノを単に販売、お届けするのではなくて
   サービスのイメージとしての統一を図って
   各機能を順応させていくっていうのも必要なんじゃないのかな?
   他にも決済の方法や問い合わせ窓口での対応もね・・・
   特に消費者と直接接点を持つ機能において
   統一感を持てる流通サービスとしてね!
   特に配送面でいろんなサービスレベルが
   既存の宅配サービス以外の
   サービスレベル別の宅配が登場してもいいかもね!
   
ま: 大切な人への贈り物にも活用できそうです・・・

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:01| 流通