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2003年03月06日

【流通】わかってます!どこから見てるかって

――Webサイト側でリアルタイムのアクセス制御が可能に――


 
『Webサイト側でリアルタイムのアクセス制御が可能に』
  
サイバーエリアリサーチ株式会社は、ネットスター株式会社と、Webサイト側でリアルタイムの利用者アクセス制御を行う技術「IP-Based Digital Rights Management System」を共同開発した。
この技術は、サイバーエリアリサーチの持つIPアドレスから利用者の属性を判定する「IPインテリジェンス技術」と、ネットスターの持つWebアクセスマネジメント技術を組み合わせて実用化。
インターネットの利用者にそれぞれ割り当てられるIPアドレスから、利用者の国や地域、利用ISP、法人や学校といった所属組織をリアルタイムに識別する。予め設定された範囲の利用者に限り特定コンテンツへのアクセス制御をWebサイト側から行う事が可能。

  
ま: Webサイトの利点の一つ!
   アクセスログからいろんな分析ができるって事ですが・・・
   リアルタイムでわかっちゃうんですね

あ: まぁ。。。リアルの店舗で言うなれば
   店内に入ってきた人が
   どこの人なのか? どこから来たのか?
   いつ入っていつ出ていったのか?
   どれくらいの時間居たのか?
   把握できるって事だからね

ま: 買ってもらって・・・はじめて記録されますけど
   その過程における動きって
   わかんないですよね

あ: まぁ・・・そうは言っても
   逆に店のにぎわい方はリアルの店舗の方が
   分かりやすいんだけどね

   今回のサービスでは
   どのパソコン(=IP)からWebを見るかによって
   コンテンツを差別化、表示を変える事も可能だったり
   見る人の地域、属性毎に
   きめ細かいサービスをして行こうって事なんだ

ま: 国・地域の壁を越える・・・インターネットの世界とはいえ
   リアルの商品流通、サービスに関しては
   やはり地域という影響力が強い面もあります

あ: Webサイトがワールドワイドって言っても
   ワールドワイドなコンテンツであって
   はじめてその魅力が活かされる!
   それが趣味の世界であっても全然OK!

ま: 逆に Webサービスにおいても
   地域にもっとこだわりたい!だとかいう
   ニーズがあるんじゃないですか?
   特にリアル系のビジネスにWebを利用しようとする時に

   例えば・・・
   地方毎に方言なんかを取り入れて表現を変えたり・・・

あ: スポーツ紙で取り扱う一面が違うように・・・
   Webでも地方による特色を演出できればね!
   もちろん自分で選択できるようにするのは簡単なんだけど
   そこは・・・地域性などを瞬時に判断して
   それぞれ異なるページに変えていく・・・

ま: 商品販売でもそんな感じで・・・
   地域毎に異なる結果に!

あ: 全国展開している小売りチェーンだとか
   Webページの制作フローも変わってくるかもしれないね
   店舗毎のページ作成から
   地域を絞ってそれぞれに適した近隣店舗情報が
   瞬時に紹介されたりね

ま: 見る側にしてみると
   場所が変われば訪れる店舗も異なります
   それが自然に近隣情報が表示される・・・

あ: チェーンとしてのブランド価値向上としても
   楽しい仕組みかもしれないね
   
   Webページって
   みんな同じ表示画面を見る!って時代じゃ
   ないのかもしれないね
 
ま: My PAGE って
   大手の検索ポータルでも生成可能ですし・・・

あ: カスタマイズして
   もっと便利なWebサービスに
   利用者自らが育てていく時代なのかもしれません
   一人一人違うページをつくってもいいって事かね

ま: じゃぁ。。。 1億人だったら
   1億ページ作らないといけないんですか?

あ: そんな事してたら・・・きりがないよ・・・
   そうじゃなくて・・・
   ページ数を増やすと言うよりも
   ページをパーツ管理して。。。。
   組み合わせ方を何通りにもできるようにしておけば
   ページ自体をカスタマイズしなくても
   見る側に選択させていくようにすればいいんでしょ!
   組み合わせによって何通りもできるようなページ設計!
   Webページもそうした設計って広がりつつあるようだ
   今後みんなと同じページを見るって事も
   少なくなってくるかもしれないね

ま: そのようなホームページの見せ方
   そして使い方が増えてくるかもしれませんね
   もちろんカスタマイズした方が利用者にとって
   「便利」である事が前提ですが

あ: 自らのカスタマイズ
   そしてIP技術による顧客属性の判別から
   カスタマイズさせていく機能・・・
   今後のWeb利用方法のスタンダードなのかもしれない
   例えばポータルページの利用でも
   「ページ」として利用するよりむしろ
   「機能」として利用するって感じかな・・・

ま: 他にも様々な応用方法が・・・
   このサービスには期待が広がります!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:21| 流通