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2003年09月30日

【流通】新技術・インフラの登場 = 新流通創造

――パピレス、ライフメディアと提携、携帯版電子書店開始――

 

 
 
『パピレス、ライフメディアと提携、携帯版電子書店開始』

パピレスは、ライフメディアと提携、携帯電話で電子書籍をダウンロードして楽しむ携帯版電子書店を開始する。
小説、実用書、ビジネス書などのジャンル3,000冊の中から好きな作品を選び、携帯電話からダウンロード保存し、ライフメディアが開発した読書ビューアを使い、携帯電話で読むことができる。


ま: 「あ:」さぁーん!
   遅刻ですよぉ〜
   はい、ペナルティ!!

あ: ちょ、ちょっと待ってよぉ〜
   事故で電車が遅れたんだよ

ま: またですか!  
   そんなにしょっちゅうあるもんですかね?

あ: 僕が利用している区間は特に多いらしいからね・・・
   一端、復旧したとしても
   ホームは人でいっぱいだから
   しばらく電車に乗れないんだ!
   もう満員でギュゥギュゥだよ

ま: その状態にあっても
   新聞を読む人がいるんですよねぇ〜
   上手く折りたたんで・・・

あ: まぁ クシャクシャになってしまうんだけど・・・
   書籍、雑誌、新聞は混雑する電車にこそだと思う
   立ってる間、やることないもん

ま: みんなメールチェックなどやってますよ  
   もう老若男女関係ないみたいです
   いっそのこと携帯で本が読めればいいのに・・・
   って言うことで!?今日紹介するサービスが登場するんですよ

あ: うーん。。。
   想像すると・・・なんだかおかしな光景かもね
   携帯電話で何やら操作している人を
   今まで以上に見かけることになるだろうね

ま: メール、ゲーム、そして読書・・・
   一口に携帯電話を利用すると言っても
   一体何やってるのか? わかりませんよ!
   これだけ使い方が増えてくれば・・・

あ: 各々のコンテンツ制作者・配信事業者にとって
   互いの競合相手は
   同じ分野同士の競争って訳にはいかないね
   ゲームコンテンツ事業者のライバルが必ずしも
   ゲームコンテンツ事業者とは限らない
   メールだったり、、、そして今日紹介したような
   電子出版事業者だったりする・・・
   
携帯電話というプラットフォーム上の競争だね。。。

   でも機能集中によって
   電源の課題もでてきそうだ・・・
   いざって時に電池がない。。。なんて事も?
   今までは機器が分散していたことによって 
   電源も分散されていたんだけど。。。

ま: でも、、、携帯電話で
   分厚い書籍にあたる長文の書籍を
   楽しむことができるんでしょうか・・・
   なんだか想像しにくいんですけど。。。
   画面表示にも制限がありますし
   しょっちゅう、画面の切り替え・スクロールが必要になってきます

あ: 既存の書籍、雑誌を
   電子化して配信するというスタイルから
   携帯電話、あるいはもっと大きく捉えた
   インターネットによる書籍流通として考えた場合
   新しいスタイルによる流通が求められてきそうだ!
   まぁつまり、、、簡単に言えば
   
携帯電話などの電子書籍独自の
   楽しみ方が可能なコンテンツの流通が必要って事!


ま: 電子化によるメリットを生かした
   書籍の楽しみ方ですよね

あ: 今は普及段階でもあって
   既存の書籍を電子化する傾向なんだけど・・・
   これからは電子書籍でしか楽しめないコンテンツだとか
   電子書籍専門の作家、編集者なども
   もっとたくさん登場してくるべきだと思う。。。

ま: 携帯電話で読むコンテンツ専門の
   コンテンツ配信事業者、作家さんが
   逆にリアルの書籍へと進出する・・・
   そんな逆転現象も始まるかもしれませんねぇ

あ: 実際に今でも事例があるでしょ
   インターネット内で一部の人に楽しまれていたコンテンツが
   テレビドラマの原作になっちゃったり。。。
   
ま: 案外、我々のような素人っぽい人間が   
   制作するものでも
   多くの人に喜んでもらえるコンテンツとして
   流通する可能性もあるって事ですよね

あ: ニッチ分野から一気にマスへ・・・
   SCM的な発想で言うと
   情報の「流れ」がこのニッチ分野にこそ
   滞っていると思われる。。。
   
このニッチ情報の流通によって
   新しいメディアによる価値交換が促進されるかもしれない
   
   ゲーム、音楽、映像、そして書籍。。。
   既存のメディアを転用することから
   新しいスタンダードとなるコンテンツを作り出さなきゃね
   ゲームであればネットゲームのマリオブラザースのような
   超メジャー作品が登場したり。。。
   音楽ではネットアーティストの登場
   そして映像ではネット上での動画コンテンツが
   既存の映画館で上映されたり・・・

ま: 書籍も同じく
   携帯電話やパソコンで楽しむ為のコンテンツが
   どんどん登場してくるようになれば
   自然と利用者も増えていくんでしょうね

あ: そう!
   
つまり新しい技術、インフラの登場は
   新しい流通のスタイルを生むと言うこと!

   今回紹介したようなサービスでは
   普及段階においては既存メディアによるコンテンツを
   視聴出来るようになると思うけど
   そこから新たなコンテンツの
   生産から販売に至るプロセスが出来上がってくる!

ま: コミュニケーションツールとしての用途以外の使用割合が
   ますます大きくなっていきそうです。。。  

あ: まさに携帯(電話)プラットフォームだね

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:56| 流通