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2004年06月30日

【流通】シャープ、利用に応じて精度と作業効率が向上する英日・日英翻訳支援ソフトを発売

――グローバルなCtoC市場に求められる翻訳ツール――

シャープは、原文と訳文を一組にした26万の文例に加え、新たに翻訳した文例を登録しデータベースとして活用できる「翻訳メモリ」を搭載した英日・日英翻訳支援ソフト「専門分野 翻訳これ一本 ビジネス・科学技術編 V2」<CE−S95EJ>を発売する。
翻訳したい文と類似した文例を、「翻訳メモリ」から自動的に検索・引用する“類似文検索”と、その際、原文と検索された文例の異なる箇所についても、自動的に適切な訳語に変換する業界初の“非マッチ部訳語自動変換”により、翻訳精度と作業効率をさらに高めることが出来るようになった。また、本ソフトを使用しているパソコンの「翻訳メモリ」データは、LAN環境で共有利用できるため、社内や学校など、グループ内の複数人で共通の翻訳環境を構築できるようになった。
WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)が身近な存在になったにもかかわらず、全世界のWebを「見る」ことは出来ても、内容を理解することには必ずしもつながらなかった。「言語」という障壁をなくす翻訳ツールにより、ワールドワイドな情報流通と、商品・サービスの流通が本格化すると考えられ、CtoCレベルも含めたグローバル流通にとって、翻訳ツールの位置づけは非常に大きくなると考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:54| 流通