2004年08月20日
【流通】ドン・キホーテアイロムと薬剤師配置で提携
――ＩＴ導入と法的課題を克服した流通戦略――
ドン・キホーテとアイロムは、ドン・キホーテ店内での医薬品販売並びに、薬剤師、管理栄養士など有資格者の配置に関して業務提携した。
ドン・キホーテでは、かねてからテレビ電話による医薬品販売を取り組んできた。
現在、テレビ電話による医薬品販売は夜１０時以降のみ認められているが、アイロムとの提携で、日中の薬剤師従事率を１００％に近づけることが可能となり、薬剤師が直接対応する時間帯と、テレビ電話による対応とで、２４時間運用が可能となった。
医薬品へのニーズとして、店舗の営業時間にかかわらず、急な発熱などに対し、２４時間購入できる環境が求められていた。ＩＴの導入と法的問題に対応した医薬品流通を構築したことは、固定概念にとらわれず、顧客ニーズを第一として考えた同社の流通戦略が伺える。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 12:10| 流通
