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2004年04月27日

【知識】松下電器、松下電工 松下ブランドで企業価値の向上へ

松下電器産業と松下電工は、昨年12月に締結した基本合意書を踏まえ、全体の方向性、具体的施策の一部を決定した。

両社は2001年のグループの「あるべき姿」に向け、「21世紀コラボレーション委員会」を本年1月に発足、同委員会において、コーポレート・コミュニケーション、R&D・知財権、
事業、経理制度・財務政策、人事などの切り口で、両社の選考メンバーによる議論を行ってきた。公表する内容について今後、実行プロジェクトで詳細に検討・検証、必要に応じて機関決定を行いながら順次実施していく。

発表された主な内容は、経営理念と「ユビキタスネットワーク社会の実現」と「地球環境との共存」に貢献する。統一されたブランドと経営戦略のもと経営資源を結集し企業価値向上を図る。シナジー効果を最大化させ、成長性の創出と生産性の向上を図り、グローバルエクセレンスへの飛躍を目指す、といった内容。

事業の採算性や成長性などの投資項目に対して、経営資源を集中投下する企業が多い中、「統一されたブランド」により経営資源を結集する取り組みは、知的財産もふまえたロジスティクス的な取り組みといえる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:03| 知識