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2004年05月14日

【知識】NEC、電子文書などの閲覧システム強化

NECは、高速文書閲覧システム「DocumentSkipper(ドキュメントスキッパー)」について、スキャナで取り込んだ紙文書や電子文書など閲覧文書の内容に関する全文検索機能や、閲覧文書にリンクするURLの有効期限を設定可能な期限付きURL機能を提供するなどの強化を図った「DocumentSkipper Ver2.0」の販売を開始した。

従来の製品はJPEG2000やNECが独自開発した高速画像配信技術を組み合わせることで、サーバーに蓄積した新聞や書籍、マニュアル、カタログなどの文書をパソコンに配信、ページをめくる感覚で表示可能。画質を損なわず特定箇所の拡大表示も可能で、利用者はWebブラウザから文書のURLへ接続することで閲覧が可能。
今回は、電子化した画像や文書から文字情報を抽出することで、キーワードによる全文検索機能が可能になる他、閲覧するURLについて設定した期限を過ぎると閲覧不可能になるといった機能も追加。
企業、あるいは官公庁において、業務効率化を目的とした保存文書やマニュアル、カタログの電子化へのニーズが高まっている。社内の情報の共有化及び顧客への適切な情報発信方法として、ロジスティクス的な思想での電子化ニーズが、今後更に高まってくると考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:42| 知識