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2004年06月16日

【知識】ナナオ 棚卸削減や収益率向上へ向けた基幹業務システム導入

ナナオは、NECと共同で、統合業務パッケージ「IFSApplications」を活用し、生産・販売・会計の一元管理を図り、棚卸資産の削減や、仕入先との情報連携の拡大による収益率の向上などを実現する基幹業務システムを全面導入した。
従来、個別システムで管理されていた生産・販売・会計を、基幹業務システムで一元的に管理することで、経営管理情報を実働1日で収集可能とし、意思決定や経営戦略策定の迅速化を実現。
また、NECの生産計画立案支援システム「Witleaf(ウィットリーフ)」や、新たに構築した販売予定管理システムなどとの連携により、市場の変化に対応した資材調達や生産活動を可能としている。更に国内3ヶ所の工場の在庫を一元的に管理することで、日次での実績管理を可能としていることなどにより、棚卸資産の削減を実現する。
生産、販売、調達、そして会計データを統合し、日時での実績管理を可能とすることで、市場ニーズへの変化に柔軟に対応出来ると考えられる。企業のロジスティクス活動において、こうした組織を横断した情報統合を可能とする情報技術は、今後益々重要な存在となってくると考えられ、仕様決定や業務フローの把握など、導入時におけるノウハウも必要となってくる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:03| 知識