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2004年07月12日

【知識】ベネッセとベルリッツ、若手起業家組織「YEOジャパン」の人材育成研修を受託

ベネッセコーポレーションおよびベルリッツ・ジャパンは、グロービスの監修のもと、日本を代表する若手起業家組織YEOジャパン(Young Entrepreneurs Organization、青年起業家機構/日本支部)の人材育成研修を受託した。
YEOジャパンは、設立以来、起業家会員のビジネス成長、自己成長、人脈構築を支援するための様々な教育プログラムを提供・実施してきたが、近年、ビジネスの急速なグローバル化に伴い、国際会議での発言、あるいは海外VIPとの折衝など、海外のビジネスシーンでも役立つような語学研修プログラムの導入が求められていた。
このような中、YEOジャパンでは、第8期会長鉢嶺 登氏の提唱により、グローバルビジネスリーダーの育成を目的とした語学研修を実施することになり、英語能力の評価事業(GTEC)や、世界60ヵ国約500拠点での語学関連サービス事業を展開するなど、人と企業の国際化支援に実績のあるベネッセ/ベルリッツが、研修の企画開発から運営まで一括受注する運びとなった。本研修では、「語学スキル」の向上に加え、クロスカルチャー講義などによる「コミュニケーションスキル」「マネジメントスキル」向上を図る独自カリキュラムを、グロービス監修により提供する。
なお、ベネッセ/ベルリッツは、今回、日本を代表する若手起業家組織の研修を受託することにより、さらに幅広い層に向けて、研修・トレーニング事業を訴求していく。またグロービスとは、今後、人材育成支援における協力関係を結ぶことを検討するという。
これまで、外国語教育事業は一社単独で独自の教育プログラムを組むのが一般的であったが、語学教育、文化、経営というそれぞれが得意とする分野を活かし、国際的起業家育成のためのバランスの取れた教育を展開することは、国際的な様々なビジネスシチュエーションにおいて活躍出来る若手起業家の育成を目的とした教育におけるロジスティクス的取り組みといえ今後の動向が注目される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:41| 知識