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2004年09月06日

【知識】松下 業界初、デジタル家電統合プラットフォーム開発

松下電器産業は、携帯電話からホームAVまでの幅広いデジタル家電に対応する半導体統合プラットフォームを開発した。商品分野間でのソフト、ハード(システムLSI)資産の相互活用により、トータル開発効率を5倍以上に向上するという。
ユビキタス時代を想定し、デジタル家電に組み込まれるソフト開発の規模が拡大すると予想され、高性能化、低消費電力化、セキュリティ確保など、高機能化が求められている。
従来、携帯電話、パーソナルAV、カーAV、ホームAVなどの分野間に技術的な壁があり、融合商品の開発には課題が多かった。業界初となるデジタル家電統合プラットフォームUniPhier(ユニフィエ)を開発することで、商品群を横断したソフト・ハード資産の共用・再利用化を図り、デジタル家電の開発効率と設計品質を向上させる。
従来製品毎に異なっていたアーキテクチャーを共通化し、開発効率を向上させる取り組みは、部門を超えたまさにロジスティクス的な取り組みといえる。松下電器産業はデザインに関しても統一したイメージを提案するなど、ひとつの企業としての方向性を明確にし始めている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:44| 知識