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2004年09月29日

【知識】大日本印刷、流通業などの電子チラシ配信をサポートするASPサービスを開始

大日本印刷は、2004年10月1日より、流通業などの電子チラシ配信を支援するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)方式の新サービス「オリコミーオ!電子チラシ配信管理システム」を開始する。
現在、大手食品スーパーなどを中心に、自社サイト内に、新聞の折込チラシを電子化(画像、PDFなど)して掲載するケースが増えている。
大日本印刷は、2001年9月より、小売店などが制作した電子チラシを、地域毎に分類して掲載する"ネットチラシポータルサイト"「オリコミーオ!」を運営しており、この新サービスは、「オリコミーオ!」が提供している電子チラシ配信機能を、流通業などが運営する自社サイト内に組み込むためのASPサービスになる。具体的には、電子チラシ配信用のサーバシステムは、すべて、大日本印刷のデータセンタ内で運営する。このため導入企業は、サーバの新規導入やソフトウェアの開発などが不要。このため、低コストかつ短い準備期間で、電子チラシの配信を行える。初期費用60万円〜、月額14万円〜の低コストでサービス利用が可能という。ASPサービスを活かしたサービスの機能として、
・Webブラウザを使用して、パソコン上の電子チラシのファイル名を指定し、掲載箇所や配信期間などを設定するだけで、簡単に電子チラシの配信・更新が行える。
・店舗単位での電子チラシの登録・配信管理はもちろん、本部もしくは地域支部での電子チラシ登録・配信管理など、導入企業の業務フローに即した運用が可能。
・各店舗がいつ、どのようなチラシを配信しているかを、管理画面から閲覧することが可能。
・サーバ上の電子チラシは、契約のハードディスク容量内であれば、何枚でも保存が可能。
・インターネットチラシサイト『オリコミーオ!』に、10店舗分までのネットチラシを無料で掲載できる。
などが挙げられる。
チラシの共通フォーマット化、新規折込作成時のデータ化などにより、または自社HPへの更新など、同一ファイルを多岐に渡り活用しやすくなる。Web、折り込みチラシなど、企業からの情報発信手段は多様となる中、ファイルの制作から活用フローの構築で、効率的な広告活動が可能となることからロジスティクス的な業務フロー構築に役立つサービスと言える。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:24| 知識