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2004年12月15日

【流通】オークワ、セルフレジを稼働

――固定客化にもつながるセルフレジの進化――

オークワは、高質スーパーマーケット「メッサオークワ」に4台のセルフレジを設置した。
今回のセルフレジ稼働は、西日本では初めてとなる。
セルフレジを設置することにより、利用客の待ち時間を短縮による他店との差別化、ならびに店舗運用の効率化を進め、店員を効果的に配置する事で、一層のサービス向上を目指す。
利用客は、通常のレジとセルフレジを選択する事ができ、セルフレジでは、利用客自ら商品の価格を確認しながら支払いを済ませ、その場で袋づめもでき、買い物の時間短縮が可能という。
今回導入したセルフレジは、海外で稼働実績のある
富士通製で、国内での稼働は初めて。
現在流通業界では、外資、大手スーパーと専門チェーンの台頭で今まで以上に競争が激化しており、競争力強化のため、他店との差別化とと店舗運用の効率化が求められており、セルフレジの導入により、これらの効果に期待が集まる。利用客にとっても時間の短縮にもつながるなどメリットもあるが、セルフレジによる買い物が新しいスタイルとして受け入れられるようなPR活動も必要と思われる。
また、ポイントカードの利用や特売商品・タイムセール時などでも、顧客がストレスを感じない利用可能なインターフェイスが、チェーン毎に改善され、利用方法がチェーン毎に異なってくると、特定チェーンの固定化につながる機会ともなり得る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:38| 流通