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2005年01月13日

【流通】NTT西日本など、ブロードバンド回線を利用した情報・広告配信サービスのトライアルを開始

――BBでモニター広告が変わる。一斉配信・変更も可能に――

西日本電信電話アロシステムエヌ・ティ・ティ レゾナントは、ブロードバンド回線を利用して、パソコンショップ及びDVD販売店舗内の各種ディスプレイモニターに対して情報・広告の配信を行い、サービス並びに新たな広告メディアとしての検証を行うため、平成17年1月12日(水)よりトライアルを共同で実施した。
パソコンショップ及びDVD販売の店舗において、店頭や街頭にテレビ等のディスプレイモニターを設置し、来店者や通行人へ広告等を提供することが広く行われてきたが、従来はビデオテープやDVD等のメディアに収録された映像をディスプレイモニターに表示する方法が一般的であった。
最近では、店頭へ配布するメディアの複製や郵送費用、ビデオデッキのメンテナンス費用が削減でき、顧客に対しタイムリーな情報提供が可能となるブロードバンドを活用した情報・広告配信に対するニーズが高まっている。
このような状況の中、映像による情報・広告をネットワークを通じて配信するという新サービスの可能性及び店舗内のディスプレイモニターへの広告配信による商品販売増や顧客満足度の向上に役立てる新たな広告メディアとしての可能性の検証を行うことを目的にトライアルを行う。
概要として、アロシステムが経営するパソコンショップ「パソコン工房」及びCD・DVDショップ「Dive」の店舗内にあるパソコン等のディスプレイに取扱商品のプロモーションコンテンツ(商品紹介、企業CMなど)や、店舗の告知情報等をブロードバンド回線を用いて配信する。
ローコストで、タイムリーな情報を一括配信できるメリットは、モデルリニューアルの早いパソコン本体の販売はもちろん、音楽CDやDVD販売など、商品サイクルの早い業界・企業にとって、費用対効果の高い広告手法と言える。小売店頭でもよく目にするビデオの繰り返し再生による広告手段と比べ、一斉に変更できる可能性の他、同時刻での配信管理など、映像による店頭での広告媒体として、今後GMSやディスカウントストア、ホームセンターなどでも応用されてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:40| 流通