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2005年05月13日

【流通】アイレップ、老人ホーム専門ポータルサイト「あいけあ」を開設

――特定層をターゲットとするポータル流通時代――

アイレップは、2002年より展開してきた「日本有料老人ホーム紹介センター」のホームページを2005年5月13日より、国内では初めての老人ホームに特化した専門ポータルサイト「あいけあ」として開始する。
厚生労働省が発表している最新データによると、老人ホームへの入居数は今後も増加傾向にある中、老人ホーム毎にサービスや料金の名称が違うなど、利用検討者にとってわかりずらい面もあった。また老人ホーム側は昨今の様々な業種からの新規参入の影響もあり、入居者獲得の競争は激しさを増し、老人ホーム側は自らのホームの特徴にマッチした入居者獲得が困難な状況であると同社は分析する。今回オープンした「あいけあ」は、「日本有料老人ホーム紹介センター」と提携している約270ヶ所の老人ホームの特徴やサービス内容など71項目の詳細情報を比較でき、無料で資料請求、見学申込も可能。又同センターの相談員へ相談できる。また、入居者募集をしている老人ホームは、「日本有料老人ホーム紹介センター」と提携し「あいけあ」に掲載されることで、自らの老人ホームの特徴にマッチした入居者の効率的獲得が可能となる。老人ホームは、資料請求、見学申込、相談からの入居といった成果があった時のみ同社に料金を支払う成果報酬型広告サービスとなる。「あいけあ」は、これまで「日本有料老人ホーム紹介センター」のホームページとして、老人ホームへの入居検討者から年間約3000件の問合せがある。今回のサービス開始により、より多くの入居者と有料老人ホーム運営企業の双方へのサポートサービスの充実をめざし、ベストマッチを提供していく。
高齢化社会に対応した専門ポータル登場は、高齢者層へのWeb利用が広がっている事実があり、又、今後特定層をターゲットとしたポータルサイトによる商取引が本格的に拡大すると考えられる。Webを通じた様々な商取引は、世代、地域を分け隔てなく、我々現代社会の必要ツールとして根づいており、Webの利用を前提とする商品・サービスの流通時代が本格的に到来してきたと考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:26| 流通